バカで野蛮なアメリカ経済 (扶桑社新書) の感想

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タイトルバカで野蛮なアメリカ経済 (扶桑社新書)
発売日販売日未定
製作者藤井 厳喜
販売元扶桑社
JANコード9784594065591
カテゴリビジネス・経済 » 経済学・経済事情 » 各国経済事情 » アメリカ・カナダ・オーストラリア

購入者の感想

本書を読めば、現在のアメリカの政治・経済の動き、流れ、思想の概要が分かる。
難解な概念、言葉を使わず、非常に分かりやすい形で説明してくれている。

本書では、次の内容構成になっている。

第1章 アメリカにおける「大企業」と「草の根」の対立
第2章 1%の富める者たちとそれ以外の貧困者  
にて、アメリカの社会的な現状を説明している。
上位1%の者が、更に所得を増やしている富の集中状況、140億ドルの利益をあげながら1円も税金を払わないGE等
アメリカの根の深い問題を理解することができる。
また、ウォールストリートへのデモが、なぜ行われているのかを実感として理解することが出来た。

第3章 アメリカの取り得る政策、超インフレか大不況か
第4章 金融界に牛耳られたワシントン
第5章 ユダヤ金融、特にゴールドマン・サックス
にて、リーマンショック後のアメリカの取り得る方法、
金融界に牛耳られるワシントン、ユダヤ金融の秘密等、政治・経済面の説明をしている。

いずれの政策を行っても、アメリカは血を流さずにはいられず、
血を流した後、回復までには相当な時間が必要であることが理解できた。
新通貨アメロの導入による「アメリカ国債・徳政令」を本当に行う可能性も否定できないと、
個人的には思った。
そうなった場合、世界第2位のアメリカ国債保有国・日本は一体どうなってしまうのか?
そら恐ろしくなってくる。
ワシントンがいかにして金融界に支配されていったのかを具体的な個人名で説明があり、
非常に分かりやすかった。
ユダヤ金融については、(本書ではなく)以前から「陰謀論」的な記述を度々ネットで見かけていた。
あまりに極端な記述であった為、個人的にはどこまで信用すべきか、常々疑問に思っていたことである。
ユダヤ資本と言われる企業同士がライバルであり、
同一企業の中でも、個人同士がライバルであり、ユダヤ人の敵がユダヤ人であったりする。

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