Jebely　ABS　マブチモーター採用 ダブルワインデイングマシン の感想

※サンプル画像 クリックで拡大します

購入して１年で動かなくなりました。
同様のレビューは多数あるので、間違いなく寿命は１年以内でしょう。
でも、壊れる（切れる）のは大小２個のプーリーを結ぶゴムひも。
これは直径３センチのゴムなので、私は小さめの輪ゴムを代用。
本体の底には黒いフェルトを張ってあるので、
それを剥がすと５個のビスが見えるから、外すと内部が出てきます。
黒いモーター駆動部分を固定しているねじ３個を外して、プーリーに輪ゴムをかけなおします。
あとは、ねじをもとに戻せば作業完了。
恐らく、しばらくすれば輪ゴムは再び切れるので、その時にはまた同様の作業を繰り返すつもりです。
耐久性の高いゴムを使えば、使用可能期間は伸びるでしょう。
値段が値段なので、修理方法さえ知っておけば、評価はこんなものでしょう。
これまでに３種類のワインダーを使ってきましたが、値段にかかわらず、１〜２年で駆動部が故障しました。
常に動く部分なので、メーカーには消耗品として替え輪ゴムを付属するとか、駆動部の開閉を簡単にするとか、
改善を望みます。
　　※追記、基盤などどうしようもない部分が壊れたら、もう一度この商品を買うでしょう。静かさや直しやすさはこれまでに使っていた
　　　他の機械より高レベルです。
※※輪ゴムを使用していると、摩擦熱ですぐに切れてしまいました。
　　　　そこで、株式会社ドリームライフから出されているポリウレタン製のヘアゴム
　　　　（直径３センチが６０本入りで３００円くらい、DIYショップで購入）を２本使うと、
　　　　見事なまでに復活しました。

今までにすでに5台程度のワインディングマシーンを使ってきました。
数万円するものから2000円程度のものまで、またAC電源や電池のものまで、
1本巻きから4本巻きまで、多種多様な商品を使用した経験があります。
どの商品にも共通して言えることは、モーターは消耗品なので、どんなに高価
であってもいずれ（当たり外れもありますが数年程度）で駄目になるということ
です。驚くほど高価な商品を購入しても、日本製を購入しても、モーターが消耗品
であるという点は変わりません。よって、遅かれ早かれいずれ駄目になります。

前に購入したのは「KA073」でした。「KA075」に比べると、ワインダーの下に
時計などの収納スペースがありましたが、あまりに大きすぎると感じました。
今回は買い足しで「KA075」を購入しましたが、「KA073」よりずっと軽くて、
シンプルです。両者とも2本の腕時計を巻き上げることができますし、性能的
には大差ありません。音の静けさも共通しています。価格は本製品が4000円
程度なのに対し、「KA073」は実売価格6000円程度と、およそ1.5倍です。

2本巻きにしては、比較的小さくて軽いほうなので扱いやすいです。価格に比して
チープさは目立ちません。モーターは国産マブチモーター使用ですので、とても
静かです。枕元に置いても、睡眠の妨げにはなりません（個人差はありますが）。

右巻き・左巻き・両巻きなど、様々な選択ができますので、ほとんどどのブランド
の腕時計にも問題なく使えます。ちなみに私が使っているのは、BLANCPAIN や
Jaeger-LeCoultre、IWC、Maurice Lacroix などですが、どれも問題なく十分に
巻きあげてくれます。

機械式時計は、止めておくよりも動かし続けたほうが調子が良いことが多いので
（もちろんオーバーホールは必要になりますが）、大変重宝しています。
消耗品と割り切れば、十分ペイする価格と性能だと思います。