Pen (ペン) 2014年 12/1号 [もうすぐ絶滅するという、紙の雑誌について。] の感想

　インターネット普及で、世界各地の情報が即時に入手でき、同時に我が国の情報も瞬時に伝達できる今日この頃、
　果たして雑誌という媒体はどうなるのだろう？ということは誰もが考えることだと思います。
　そんな事態を危惧して、ペン2014年12/1号は、もうすぐ絶滅するという、紙の雑誌について。を特集しています。
　先ず、8人の若手編集者が、雑誌の面白さ、必要性について自論を述べています。
　続いて、目利きが誘う、広くて深い雑誌の世界です・・・・目利きというよりは、著名人が雑誌について語るだと思いますが・・・・
　少しばかり紹介しますと、壇蜜さんが高校生の時、一番興味をそそられた雑誌は、「モノ・マガジン」と「スパ！」だったそうです。
　松任谷正隆が60年代に読んでいたのは、「平凡パンチ」、「メンズクラブ」で、今も読んでいるのは、「GQ　US版」だそうです。
　泉麻人さんは、高校時代「週刊プレーボーイ」、「ポパイ」を愛読し、雑誌は記事に限らず、その周りに入り込む広告なども含めて、
　貴重な時代資料になると語っています。私もまったく同意見です。
　少し飛んで、古今東西、雑誌が時代をつくってきた　です・・・・ペンが考える、雑誌の歴史、年表です・・・・
　今だ寿命を保っている雑誌もある中、一時代を築いた、週刊平凡、平凡パンチ、ぴあ、Focus・・・・すべて休刊、廃刊になりました。
　そして、今ひそかにブームになっている、リトルマガジン、リトルプレスの紹介です。
　さらには、紙の雑誌に敵対するウェブマガジン、海外雑誌の紹介、雑誌ラバーに薦める、東京ベストスポット・・・続きます。
　雑誌について、あまり深くはありませんが、広い角度から特集を組んでいます。　
　私もそうですが、雑誌好きの人に広くオススメします！！
　そうそう忘れていましたが、表紙は壇蜜さんです！！