本気で★フラワーレメディ あなたからはじめる家族力革命 の感想

フラワーレメディというものに何となく興味が湧き、フラワーレメディ関連の本の中では評価が高かったこの本を
中古で購入しました。「表紙がとても綺麗で優しい感じがする本だな」というのがこの本を手にしたときの第一印
象でした。

この本は第1部「本気でフラワーレメディ」と第2部「沖縄製薬物語」の2部で構成されています。第1部では、フラワ
ーレメディの作用の原理について、著者の経験談をふんだんに交えながら説明されています。フラワーレメディの
作用の原理については人や組織によって様々な考え方があるようですが、著者の考え方はどうやらフラワーレメ
ディの開発者であるエドワード・バッチ博士の考え方に近いようです。第2部は著者が沖縄で始めたフラワーレメデ
ィ製薬について、独自のフラワーレメディ完成までの苦労談が物語風に描かれています。

素人には全く理解できないような専門用語が使われている所がほとんど無く、とても読みやすい本でした。著者が
沖縄でのフラワーレメディ製薬に使った道具も「ニトリのガラスボウルと冷茶ポット」「無印良品のステンレスボウル」
「イオンのコーヒーフィルター」「百均の剪定バサミ」など家の近所で手に入れられるようなものばかりで、フラワーレ
メディというものを凄く身近なもののように感じることができました。自分は今のところフラワーレメディを自力で製薬
してみようとまでは思っていないのですが、そういう高い志を持っている人にとってはこの本は励みになる本になって
いるのではないかと思います。また、儲け主義の人や自分を大きく見せたいと思っている人であれば、こんな日本全
国どこでも手に入れることができるような道具でフラワーレメディを作ったと本に書いたりはせず、もっともったいぶっ
た書き方をするのではないでしょうか。そういう意味ではこの本の著者はきっと自分の身の丈を知っていて背伸びをし
ない人なんだろうなと感じましたし、フラワーレメディの普及やフラワーレメディを使う人の気持ちを第一に考えて行動
している人なんだろうなと感じました。

沖縄で実際にセラピーをされていて、遠方であればレメディを手ごろな価格で郵送してくださる、「ひかりあめ」のゆうすけさんの本です。

フラワーレメディは、その存在や効く過程などがポピュラーではないため、私自身、家族や友人にどう話していいかわからずにいたのですが、この本には細かく、だれにでもわかるような説明がびっしりのっています。野生の植物から作られるため、地球上から姿を消していく可能性もあるということから、一滴一滴大切にして使ってほしい、というゆうすけさんのレメディへの信頼や愛情にこころ打たれました。そして、レメディの生みの親のバッチ博士の思いを受け継ぎ、ご自身でもレメディ作りに尽力されている様子も書かれていて、とても驚きました。

フラワーレメディのはじめの一歩として、ぜひたくさんのひとに読んでもらいたいです。

私はまだ２ヶ月ほどですが、こちらの宅配サービスにお世話になっています。経過の様子なども質問メールを出せば、親身になってくださる奥様のひろこさんの存在に助けられ、不安や怒りがじぶんでどういったものなのか、よく観察できるようになってきました。
考えすぎて行動できずにジレンマだった部分が、前はこんな行動しなかったのに、と生活の中でふと変化に気づくことが増えました。これからも変化を楽しみに、感情を大切に、レメディと付き合っていきたいと思います。