本当はすごい私 一瞬で最強の脳をつくる10枚のカード の感想

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参照データ

タイトル本当はすごい私 一瞬で最強の脳をつくる10枚のカード
発売日販売日未定
製作者苫米地 英人
販売元講談社
JANコード9784062146487
カテゴリジャンル別 » 人文・思想 » 倫理学・道徳 » 倫理学入門

購入者の感想

とかく変人でキワモノ扱いされる苫米地英人博士だが、
やっぱ、この人すごいわと思う。

ちまたで言い古されている「現在は過去の蓄積の結果である」から、
「現在は自分が選択した未来の結果である」という思考の転換からはじまり、
その思考の転換の結果として
「あのときああしておけばよかった、こうしておけばよかった。」
という後悔だらけの視点、
あるいは、
「なんでわたしがこんな目にあわなければならないんだろう?」
という現在起きていることの不平不満だらけの視点から、
「最善の未来にたどりつく過程としての現在」として
今体験している現在、現在の自分自身がベストであると
全肯定してまるごと受容できるという
「へぇぇぇ〜、なるほど!!」
な体験が出来るわけである。

あと、おもしろいなとおもったのが「バイオパワー」なるものについての記述。

つまり「いつも監視されている」という感覚により、
自己規制してしまうというやつである。

「人の目なんか気にしない」と言葉では言い放っても
それでもやっぱり気になってしまうというこころのメカニズムは、
ここに端を発していたのかと。

そして圧巻はあとがき。

「“いかに勝つか”なんて考える必要はもうない、
“いかに負けるか”を考える方が重要である。」と言い放ち、
人類は実はもう飢餓から解放されているので、
世界で融通しあえば、地球人すべての食糧はまかなえるはずなのに、
富の奪い合いでしかない戦争があるから、
世界の国々が自分の国だけを守ろうとする“国防”という概念に縛られているから、
飢餓に苦しむ人がなくならないのだという、
バックミンスター・フラーを読んだ時以来の衝撃を受けた。

やっぱ、このお方、キワモノだけど凄い人だと思った。

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講談社から発売された苫米地 英人の本当はすごい私 一瞬で最強の脳をつくる10枚のカード(JAN:9784062146487)の感想と評価
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