時短料理のきほん―1日5分「先取り習慣」で、かんたん、おいしい。 の感想
参照データ
タイトル | 時短料理のきほん―1日5分「先取り習慣」で、かんたん、おいしい。 |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 田内しょうこ |
販売元 | 草思社 |
JANコード | 9784794220776 |
カテゴリ | ジャンル別 » 暮らし・健康・子育て » クッキング・レシピ » 料理の基礎 |
購入者の感想
【1切る→2下味→3加熱→4味付け→5保存】
料理はこの5段階の「段取り」が基本。
この構造さえ頭に入れておけばレシピを丸覚えしなくても勘で作れる。
レシピをいちいち頭のなかで確認していると、一瞬のタイミングを逃して失敗する。
ほとんどの料理は、各段取りのバリエーションと組み合わせの違いだ!
…と言われ、それだけで頭が整理された感じです(チャートが見やすいです)。
時短のレシピを盛り込んだ本は多数ありますが、
そのコンセプトや概念や理念をここまで文章化したものは珍しいのではないかと思います。
料理を構造として捉えると、驚くほど分かりやすい!
足りない時間だけど手を抜きたくないからこその時短料理本だと思います。
先ず強く共感したのは、良い(美味しい)調味料をつかえば、
簡単な料理でもすごく美味くなるから、
調味料をちゃんと選ぶ、というようなポイント。安心感にも繋がる。
タイトルどおり、「きほん」として知っておくと便利な
あれこれを再確認してみましょうという内容のようです。
●下味つけた食材があると、いきなり料理に使えて便利
とか
●あらかじめ切った食材が冷蔵庫にあると便利
とか
●手間と時間のかかる肉は倍量調理(で半分保存)とか
●作り置きしておくと便利な合わせ調味料、とか
●使いやすい調理器具を持つことで生まれる余裕、とか
●砂糖を使うとすぐに柔らかくできて、長持ちとか…
食材も時間も、無駄をなるべく出さずに、効率的に、
日々の食事づくりの基礎を生活のリズムに組み入れるべく、
ノウハウが詰まっています。
無駄な時間をゆとりとして持つためにも
できるところは効率化/合理化するというのは、確かに「きほん」だなと思いました。
ただでさえ慌ただしい時間帯に更に慌てるのではなく、