航空機構造力学 の感想
参照データ
タイトル | 航空機構造力学 |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 小林 繁夫 |
販売元 | プレアデス出版 |
JANコード | 9784903814674 |
カテゴリ | ジャンル別 » 科学・テクノロジー » 工学 » 航空工学・宇宙工学 |
購入者の感想
材料力学や構造力学の初歩の習得を終え、業務遂行上に発生する諸問題とのギャップを埋めるに好適である。
日頃から興味のある分野ごとにその理解を深めておけば現場で問題に直面した時に動ずることなく本書を紐解きその原理原則を理解できよう。また本書の範囲は、薄肉構造、剪断場から張力場の他、座屈などの安定・不安定問題や航空機構造の疲労などを含むが、本質的に静的な問題を扱っている。動的な問題については、同著者が丸善から「振動学」(1994年)という素晴らしい本を上梓しているので参考にされたい。
本書はタイトルに航空機云々とあるが、機械系のエンジニアにももちろん大いに参考となる。また本書では有限要素法の説明は割愛されている。
ミスプリ
p.98 Margine of Safety→Margin of Safety
p.146 式(91)の被積分項の[ ]内第1項の()の右肩に2乗抜け
p.167 図34のタイトル 鉄間座屈→鋲間座屈
p.267 参考文献25) Aeronantical→Aeronautical