サラリーマン・サバイバル の感想

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参照データ

タイトルサラリーマン・サバイバル
発売日販売日未定
製作者大前 研一
販売元小学館
JANコード9784093872454
カテゴリジャンル別 » 人文・思想 » 倫理学・道徳 » 人生論・教訓

購入者の感想

最初銀行に勤めていたので、おそらく普通の人より、10年早く、100年に1度の不況に直面していたのが1998年頃。銀行の支店で、いわゆる貸し渋りも取り纏め役を任命され、相当な違和感を抱えて仕事をしていた。自分が乗っているこの船は、一生乗り続ける船ではないのではないかと。

その中で、以下の、この本の中の大前氏の言葉は当時の自分の心を強く打ち、船を下りて、自分で自分の人生を自分の小船で泳いでいく決心を完全にさせた。10年たった今、10年掛けて準備してきたことが何一つ無駄にならずに今の自分に結びついている。10年たって、陳腐化しているものは一切なく、むしろ真実度は増すばかりである。

参考になった箇所は、以下の通り、
→自分に誠実でない妥協をして他人と見せかけ上だけでうまく付き合っていけることを自慢するような風潮が日本を衰退させている

→今の日本の企業社会は協調性や順応性を重んじてナアナアで受動的に生きている人が(特に中間管理職では)ほとんどだから、船から下りて自分で泳ぐことを目指して能動的な生き方をし始めると、おそらく周りから弾かれるようになる

→カラオケの18番、イエーイ
 いくら互いにヨイショをして人間関係を磨いても、発展的なものにはつながっていかない
 カラオケや酒で慰め合うのは、若い人にとっては時間の無駄である

→あなたが30〜35歳だとすると、船から下りて自力で泳いで向こう岸にたどり着くことを目指す能動的な生き方をするのか、ということは、今の時点で決断しなければ手遅れになる。

→なぜなら、最初の5年間は準備期間だからである。
 この海は結構冷たいし、波も荒い。そこへ飛び込む前に、まず基礎体力をつけなければならないのだ。泳ぐ訓練はそこから先でよいと思う。

→情報はできるだけ遮断して本当に必要なことだけを深く掘り下げて考える。受信型から発信型に変える

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