無私の日本人 の感想
参照データ
タイトル | 無私の日本人 |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 磯田 道史 |
販売元 | 文藝春秋 |
JANコード | 9784163757209 |
カテゴリ | » 本 » ジャンル別 » ノンフィクション |
購入者の感想
特に大田垣蓮月の章は良かった。まさしく自分を無にして生きた生涯。最後の亡くなった時、近所の人が「これがいくつ目の棺桶やろな?」とつぶやくと、周りが堰をきったように、泣き声をあげた。自分も思わず目頭が熱くなりました。
古文書の山の中から、当時生きた人々の生きざまを描くことにかけては、この人以上の学者さんはいないだろうと思います。それは徹底的な史料の深い読み込みと、温かく見守る視線があってこそでしょう。そこが普通の歴史学者と違うところだと思います。
NHKの「BS歴史館」にもよく出演されていますが、その温顔と文体と同じく熱のこもったお話しぶりで、私はファンになってしまいました。
古文書の山の中から、当時生きた人々の生きざまを描くことにかけては、この人以上の学者さんはいないだろうと思います。それは徹底的な史料の深い読み込みと、温かく見守る視線があってこそでしょう。そこが普通の歴史学者と違うところだと思います。
NHKの「BS歴史館」にもよく出演されていますが、その温顔と文体と同じく熱のこもったお話しぶりで、私はファンになってしまいました。