AKATSUKI の感想

初めて買ったTSUKEMENのアルバムです。
オリジナルソングを始め、クラシック、映画音楽、アニメソングなどジャンルは多岐に渡り、演奏のレパートリーが幅広いことがうかがえます。
「残酷な天使のテーゼ」、「I don’t want to miss a thing」、「My heart will go on」は、リアルタイムで耳にしていたこともあり、非常に思い入れがあります。
カッコ良くアレンジされているので、原曲と聴き比べてみるのも良いかと思います。

それから、オリジナルソングも完成度が高いです。
「AKATSUKI」は、SUGURU作曲で、夜明けをイメージして作られ、和テイストが強調されています。
また、ライブのアンコールの定番曲で、ファンからの人気が非常に高いです。

「EQUES」は、KENTAのオリジナルで、神話のようなミステリアスな世界観があり、奥行きの深い曲です。
特に、ヴァイオリンの音色が非常に美しく、思わず聞き惚れてしまいます。

「天の階」は、TAIRIKUが3.11で亡くなった人達へ向けて作ったレクイエムです。
3人の奏でる温かい音が天国への架け橋になっているように感じ、聴き終えた後は涙が出そうになりました。

これからTSUKEMENのファンになりたいと考えている人には、入門盤としておすすめしたい一枚です。