Bolero の感想

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参照データ

タイトルBolero
発売日2014-09-10
アーティストManhattan Jazz Orchestra
販売元キングレコード
JANコード4988003454272
Disc 1 :ツァラトゥストラはかく語りき
ボレロ
運命
ピアノ協奏曲 第2番
ウィリアム・テル序曲
展覧会の絵
別れの曲
花のワルツ
ハンガリー舞曲 第5番
アイネ・クライネ・ナハトムジーク
カテゴリ » ミュージック » ジャンル別 » ジャズ・フュージョン

購入者の感想

前作「深海」とは、シングル曲収録が時系列ではありません。
このBOLERO収録の5シングル曲の内、Everything (It’s you)以外は、
深海収録の「名もなき詩」「花」「マシンガンをぶっ放せ」より以前発売のシングルです。
なぜこのようなことが起きたのか、
おそらく、トータルアルバムとしてのコンセプトに意味を持たせたかった「深海」に
相応しくないと判断したからなんでしょうね。
ならば、しかしアルバムには入れねばというわけで、
まとめてBOLEROに収録したんでしょう。
おかげで、超豪華、中期のミスチル代表曲を堪能できる傑作となった訳ですね。
この頃の彼らは実に重くヘビーなロックを模索していた時代で、
それがこのアルバムからも聴くことができます。
シングル以外の曲の重厚さは際立っていますし、
シングル曲自体もヘビーなアレンジのバラードが多い。
そしてハイライトはやはり「ALIVE」でしょう。
この頃の彼らを最も象徴していると思います。
満開のひまわりジャケのイメージと異なるこの暗さが、
当時、彼らの魅力でもあったわけです。
最近はご無沙汰になったヘビーでロックなミスチルがここに居ます。

「ベストアルバムではないか?」と疑われたこのアルバム。

確かに「深海」以前のアルバム未収録シングルが4曲もある。

これを持って解散ではないかと騒がれ、そして長期休養へ。

しかしシングルの間に混じってちりばめられたアルバム曲は、どれも個性的で魅力的だ。

「深海」というビックモンスターアルバムから漏れた、同時期に作られた曲。

シングルが混じりながらも、アルバムとして一つの流れを作ろうという意図が、

工夫された曲の配列から感じられる。

深海ほどダークさはないが、どれも重厚感と奥行きの深さとロック感覚は

刺激的作品。

デビッド・マシューズ率いるビッグ・バンド・ジャズ。定番クラシック曲のジャズ・アレンジ。やはり「ツァラトゥストラ」や「ラフマニノフ・ピアノ協奏曲第2番」などのジャズになったものを想像しにくい曲が、特に面白いと感じた。結果的にはどの曲もシンコペーションが効いて、ジャジーなコードが使われ、めちゃめちゃスウィングしているジャズの教科書の様な曲になっている。やっぱりジャズはいいなぁとしみじみと思わせる一枚。

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