新装版 ムーミンパパの思い出 (講談社文庫) の感想
参照データ
タイトル | 新装版 ムーミンパパの思い出 (講談社文庫) |
発売日 | 2011-05-13 |
製作者 | トーベ・ヤンソン |
販売元 | 講談社 |
JANコード | 9784062769341 |
カテゴリ | 本 » ジャンル別 » 文学・評論 » SF・ホラー・ファンタジー |
購入者の感想
表紙の絵が、最高に、良いです!以前は、この表紙はありませんでしたので、あってよかったです。
若かりしムーミンパパの冒険物語です。パパによる一人称体で新鮮だし、話の流れもとっても面白いです。ムーミンパパのファンではない方も楽しめるのではないかな。パパの相棒フレドリクソンやスナフキンパパのヨクサルなどもカッコいいけれど、とにかく笑えるのがスニフのパパのロッドユールです!(笑)「ごめん、ごめんなさい」が口癖で、気が弱そうに見えるんだけど意外と我が強く、物欲もすごかったり(笑)『この親にして、スニフあり』なんだなと納得します(笑)
本格的な冒険物語でもありますが、そこまでテンションが高くもなく、みんなでダラ〜ッとしてる場面も多々あり(笑)どうでもいい会話の内容がすごく面白かったです。
本作品や『ムーミン谷の11月』など、ムーミントロールが主役ではない作品は非常に面白いんですよね。トロールが嫌いなわけじゃないですけど、彼は道徳心や正義感のある少年という役割を背負わされているため、彼が登場する物語はどうしても『きちんと』してしまう。そういった意味で、トロールの出てこないこの物語は『デタラメ感』に満ちあふれていて、笑えることこの上ありません!是非ご一読を!0
本格的な冒険物語でもありますが、そこまでテンションが高くもなく、みんなでダラ〜ッとしてる場面も多々あり(笑)どうでもいい会話の内容がすごく面白かったです。
本作品や『ムーミン谷の11月』など、ムーミントロールが主役ではない作品は非常に面白いんですよね。トロールが嫌いなわけじゃないですけど、彼は道徳心や正義感のある少年という役割を背負わされているため、彼が登場する物語はどうしても『きちんと』してしまう。そういった意味で、トロールの出てこないこの物語は『デタラメ感』に満ちあふれていて、笑えることこの上ありません!是非ご一読を!0