聲の形(1) (講談社コミックス) の感想

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参照データ

タイトル聲の形(1) (講談社コミックス)
発売日2013-11-15
製作者大今 良時
販売元講談社
JANコード9784063949735
カテゴリ » ジャンル別 » コミック・ラノベ・BL » コミック

購入者の感想

小学校の時、「クラスに障害のある子がいた」という人は多いと思います。

「聲の形」第1巻の内容を簡単に説明すれば、
健常者ばかりのふつうのクラスに転校してきた
耳の聞こえない女の子を、主人公が面白半分にいじめる話です。

ただ、この作品において、1巻は単なる序章にすぎません。
2巻からが「名作」とほうぼうで囁かれるゆえんです。

正直、1巻を読んだだけでやめる読者はかなり多いと思います。
なにしろいじめの描写が酷い。
ふつうの心を持った人なら、間違いなく気分を害しますし、
ムカつくクソガキである主人公に感情移入することはほとんどできないからです。

ただ、いじめをした主人公には、当然ながら手ひどいしっぺ返しが待っています。
今まで信じていた友達も、先生も、母親も、周りの人がどんどん自分から離れていき、
女手ひとつで育ててくれた母親には、度重なる補聴器へのいたずらに対する
弁償費として百数十万もの大金を払わせることになってしまうのです。

まさに暗転。
人気者だったのに。みんないじめを見て笑っていたのに。
ひどい手のひら返しに合います。

そして主人公は中学生になり、友達が一人もいないまま高校生になります。
学校ではクラスメイトに「あいつもダメ、あいつもダメ」とペケをつけながら
ただひたすら孤独な日々をやり過ごしています。

そんな彼の目下の目標は、「死ぬこと」。

母親に補聴器の弁償費を返そうとコツコツバイトをし、
ついに百数十万を貯め、返済します。
さらに、小学校時代いじめてしまった彼女を探し出し、謝ろうと決意しています。

ここまで見れば更生した立派な少年ですが、
彼は、彼女を見つけて謝れたら「死のう」と決意しているのです。

ただ、彼は死にません。
これから先の人生、すべてこの子に捧げようと思い直すのです。

2巻以降、彼女のやさしさに触れながら、

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