月3万円ビジネス の感想
参照データ
タイトル | 月3万円ビジネス |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 藤村靖之 |
販売元 | 晶文社 |
JANコード | 9784794967619 |
カテゴリ | ジャンル別 » 社会・政治 » 社会学 » 社会学概論 |
購入者の感想
なぜ「月3万円」か?「月3万円」のビジネスには脂ぎったオジサンは参加しないの
で競争が起こらない。だから、このビジネスはたくさんある。グローバル化の波に巻
き込まれず、いいことで愉しく稼ぐ「分かち合いのビジネス」が実現出来るのがこの
サイズのビジネスだ、というのが著者の主張である。
チョット待て、月3万円では生活出来ないだろう?と、思ったが、月3万円を10
個やれば30万円になると筆者は言う。
理屈の上ではそうでも、そんなにうまくいくはずがないと普通は思う。それに対し
て、著者は圧倒的な事例数で応えている。納得した。意表を突かれた。気づきの多い
本だった。
通常の競争ビジネスにおいては、人々は支出の多い生活を支えるために稼いでい
る。それに対して、「月3万円ビジネス」では、支出の少ない生活を愉しむことに力
を注ぐ。可能な範囲で必要なモノを自分たちで作り、愉しむ。場合によっては、作っ
たモノや作るノウハウを売って商売にする。社会活動・趣味と仕事とをなるべく分離
しないで相乗効果が生じるようにする。月3万円ビジネスならそれが可能になる。こ
れはとても共感できる考え方である。
コントロールの難しい収入を上げることばかり考えて、自分でコントロールし易い
支出の削減を考えない人が多い。その結果、支出を賄うための収入を上げることに
日々追われて、生活や人生を愉しむことができない。悪循環だ。私自身、この悪循環
に気が付いていたのだが、どうやって好循環にチェンジすればいいのかが分からな
かった。この本を読んで、この悪循環に切りをつけられそうな気になった。
で競争が起こらない。だから、このビジネスはたくさんある。グローバル化の波に巻
き込まれず、いいことで愉しく稼ぐ「分かち合いのビジネス」が実現出来るのがこの
サイズのビジネスだ、というのが著者の主張である。
チョット待て、月3万円では生活出来ないだろう?と、思ったが、月3万円を10
個やれば30万円になると筆者は言う。
理屈の上ではそうでも、そんなにうまくいくはずがないと普通は思う。それに対し
て、著者は圧倒的な事例数で応えている。納得した。意表を突かれた。気づきの多い
本だった。
通常の競争ビジネスにおいては、人々は支出の多い生活を支えるために稼いでい
る。それに対して、「月3万円ビジネス」では、支出の少ない生活を愉しむことに力
を注ぐ。可能な範囲で必要なモノを自分たちで作り、愉しむ。場合によっては、作っ
たモノや作るノウハウを売って商売にする。社会活動・趣味と仕事とをなるべく分離
しないで相乗効果が生じるようにする。月3万円ビジネスならそれが可能になる。こ
れはとても共感できる考え方である。
コントロールの難しい収入を上げることばかり考えて、自分でコントロールし易い
支出の削減を考えない人が多い。その結果、支出を賄うための収入を上げることに
日々追われて、生活や人生を愉しむことができない。悪循環だ。私自身、この悪循環
に気が付いていたのだが、どうやって好循環にチェンジすればいいのかが分からな
かった。この本を読んで、この悪循環に切りをつけられそうな気になった。