重機の世界 の感想

ケンクラ代表・高石氏が著者ということで、期待大で購入したのですが、手にした瞬間、小さくてショボイ・・が本音。本の作りは帯などが装着され豪華バージョンなのですが、あまりの小ささにそれが打ち消された感じです。写真や解説は大人向けに凝った小難しい内容で書いてありますが、新たな発見、知識にはならなかったです。クレーンのメインはなぜかジブクレーンがメイン。申し訳無さそうにＳＲ-250Ｒ、クローラ、オールテの写真がチョッと載ってます。各項目ごとに大きさ比較なるシルエット図があるのですが、比較になっておらず無駄そのもの。Ｐ51のＬＲ1350など本体が人より小さく表現されており閉口致しました。スペックの間違いもあり、Ｐ69のスクレーパについては、10.7m3（平積）915.3m3（山積）とあり90倍も積載に違いがあるようです（汗）Ｐ17のショベルがダンプに積み込む連続写真もなんだかなあ〜でしたし、〔運ぶ〕ではやはり自社のミニチュア低床16輪を2ページも取り大きく取り上げるなどお約束の〆でした。新たな重機の発見を求めて購入される方にはオススメできません。児童書のバス、トラック100点に漢字の解説を追加した内容レベルです。本屋で見たら立ち読みで終了というところでしょうか。￥1900の価格設定ならもう少しマニア的な内容にして欲しかったです。0