茶の本 の感想

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タイトル茶の本
発売日2012-09-27
製作者岡倉 天心
JANコード登録されていません
カテゴリジャンル別 » 文学・評論 » 評論・文学研究 » 文学理論

購入者の感想

この「茶の本」は岩波文庫で若いころ読みました。その時はそれなりに茶道の本質を理解できたと思っていましたが、この度、kindle電子本をスマホで読みなおしてみて、その偉大さを再認識しました。無料本のトップ10にランクインすることを願わずにはいられません。そうなればますます多くの方(特に若い方)に読まれるでしょうから。今の日本はすっかり自信をなくしてます。心の拠り所を失っています。誇りと自信を取り戻すきっかけになればと、多少意気込んでレビューを書きました。お笑いください。

日本人は無宗教だと云われていますが、社会と自らを律する倫理がないわけではありません。そのことは現在の複雑な国際社会(イデオロギー・宗教対立など)にあって、「自然との調和・人の和・やさしさ・思いやり・誠実・清浄心など」は日本社会の際立った特色だと最近見直されていることでもわかります。

その日本独自の倫理観(ないし美意識)が何かを統一的に説明できないもどかしさがありましたが、明治に書かれたこの古典的名著がその悩みを解決してくれます。日本の高い文化を諸外国に理解してもらおうと、岡倉天心が英文で書いた「The Book of Tea」の翻訳が「茶の本」です。

現在は日本人の誰もが岡倉天心の状況に似ているといえます。「日本人の心」を外国人に説明しなければならない場面が一層多くなるのだから。まずは日本人のあなたが読んでいただきたい。日本人なら読めば、なるほど茶道の真髄とはこういうことだったのかと腑に落ちるでしょう。そしてこれなら「茶の道」の信者になってもいいと思うでしょう。信者として世界中に布教してください。まずはスマホを持っている貴方の友人にダウンロードを薦めましょう!

この「バイブル」が何時でもどこでも読めるkindle電子本になったことはすばらしい。kindleアプリがあればスマホで楽に読めます。kindle Whitepapaerがなくても大丈夫。

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