2015 Grammy Nominees の感想

毎年恒例のグラミー・オムニバスです。2010年盤以来聴いてなかったのですが、やはりノミネートされること自体がスゴイことなんだなと実感。どの曲、どのアーティストも恐ろしい完成度です。普段はロック系ばかり聴いていますが、R&B、ポップス系もツボをおさえた選曲で、飽きない。ジャンルレスなコンピ盤としても優秀、知らない曲でも「どれどれ」という感じで気軽に聴けます。日本では馴染みが薄いカントリー系も収録されていて、思わぬ発見もあるかも。全21曲、おなかいっぱいです。その都度、気になる曲をDLするのも便利ですが、年に一度のこの盤を待つというのもアリですね。2010年盤と並べて、しばらく愛聴しそうです。
ファレルの「ハッピー」目当ての人はご注意、ライブ録音です。が、これがまたイイ。スタジオテイクとはまた違う「味」がでています。シンセ（？）によるホーンやギターが絡んで、楽器が増えた分、ハッピー度が増しています。一聴の価値あり。あと、ベックの声を久しぶりに聴きました。新作はまだ未聴なので、この収録曲が気に入れば買おうかなと。
カーステに常駐するも良し、作業中のBGMにも良し、新たなアーティスト発掘のきっかけにも良し。お値段以上の価値がある良盤です。