スコープテック ラプトル50 天体望遠鏡セット の感想

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参照データ

タイトルスコープテック ラプトル50 天体望遠鏡セット
発売日販売日未定
販売元スコープテック
JANコード登録されていません
カテゴリカテゴリー別 » カメラ » 双眼鏡・望遠鏡・光学機器 » 天体望遠鏡

購入者の感想

口径20cmを超える大型の望遠鏡から、クラシックな小型望遠鏡までたくさんの望遠鏡を持っていて、学校の先生を目指す学生と観察会をときどきやっています。
今は、小学校4年生で天体を詳しく習うのですが、やっぱり天体観測や岩石採取など地学分野は座学というのはイマイチです。
でも、本格的な趣味として使うので無ければ、1万円を出すのは考えることもあります。
望遠鏡も光学機器で精密なものですから、贅肉を削ってどんどん安価にしていくとこの機種になります。
これ以上削るのは不可能でしょう。

でも、対物レンズは精度の高いアクロマートですし、光軸も合っています。
また、望遠鏡もどきで良くあるように、実際は内部で光束が絞られすぎていて、口径が活かされていないということもありません。

架台は価格なりのものですが、微動はないものの目標の少し先まで動かすなど少しコツをつかめば十分に使えます。
暗い星では無く、明るい月で導入やピントの合わせ方を練習するとよいでしょう。
星は地球の自転の影響で視野の真ん中に入れても倍率を上げるとあっという間に逃げてしまいます。

また、倍率は土星の輪を見るのに必要十分なものです。
5cmの口径ですから、100倍を超えても実際は詳しく見えず暗くなるだけです。よくある500倍などというのは消費者をだます数字です。
原付で時速500km出ると言っても信じられないと思いますが、5cmの望遠鏡で数百倍の倍率と記載している怪しい望遠鏡が多いです。
また、低倍率の方が視野も広く明るいので、天体の導入も楽にできます。

ラプトル50で見て楽しい天体は、都会だと淡い星雲は見えませんから、散開星団と月や惑星、二重星などです。
田舎に行くと、オリオン座のM42やアンドロメダ銀河M31を淡くてぼんやりですが確認することができます。
ラプトルやもっと小さな4cmの屈折望遠鏡を使っても精度の良い望遠鏡なら十分に星を楽しむことができます。

接眼レンズは小さめの密閉ケース(100均でいい)に入れておくと良いでしょう。

一部の天文ファンの間で有名な子供向け望遠鏡です。
写真を見ての通り簡素な作りですが、全ての部品が日本製で
入門機としては申し分ないほど高い精度で作られています。
コルキットと並んで初心者におすすめしたい望遠鏡です。

大人の初心者の方には同じメーカーのアトラス60がオススメです。

【長所】
・三脚以外はABSやプラスチックなどの樹脂でできていて非常に軽量
・本体と三脚以外に何もついてないので畳んで壁に立てかけておけるぐらいスリム
・フリーストップという、手で筒を持って動かすタイプなので直感的に使いやすい

【短所】
・軽すぎて強風で揺れてしまう
・小さいので解像度が低い分、高い倍率は苦手
・フリーストップなので向きを微調整できない

一長一短ですが、子供が天文に興味を持つには十分な物です。

小3の息子が一人で組み立ててました。
説明書やHPなどから、スコープテックさんの
熱意や製品に対する自信が窺われ、
大変好感が持てました。0

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