ベスト&ブライテスト〈上〉栄光と興奮に憑かれて (Nigensha Simultaneous World Issues) の感想
参照データ
タイトル | ベスト&ブライテスト〈上〉栄光と興奮に憑かれて (Nigensha Simultaneous World Issues) |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | デイヴィッド ハルバースタム |
販売元 | 二玄社 |
JANコード | 9784544053067 |
カテゴリ | ジャンル別 » 歴史・地理 » 世界史 » アメリカ史 |
購入者の感想
(上中下巻通してのレビューです)
ベトナム戦争とは何だったのか。ピューリッツァー賞ジャーナリスト・ハルバースタムが膨大な取材と、スパイスの効いた文章で、アメリカ側から見たベトナム戦争を容赦なく書き尽くします(それがまだベトナム戦争終結前の1972年に出版されたというのも驚きです)。自由主義社会の守護者を自認する「栄光の国」アメリカが、支配層の思い上がり、傲慢、自己陶酔、無知蒙昧、面子、虚栄心、欺瞞にまみれた愚行の数々によって侵略戦争にのめり込んでいく過程は、日本人にとってもいつか来た道。支配者はいつの世もどこの国でも同じようなことをするものだということが分かります。
ベトナム戦争とは何だったのか。ピューリッツァー賞ジャーナリスト・ハルバースタムが膨大な取材と、スパイスの効いた文章で、アメリカ側から見たベトナム戦争を容赦なく書き尽くします(それがまだベトナム戦争終結前の1972年に出版されたというのも驚きです)。自由主義社会の守護者を自認する「栄光の国」アメリカが、支配層の思い上がり、傲慢、自己陶酔、無知蒙昧、面子、虚栄心、欺瞞にまみれた愚行の数々によって侵略戦争にのめり込んでいく過程は、日本人にとってもいつか来た道。支配者はいつの世もどこの国でも同じようなことをするものだということが分かります。