宇宙英雄ローダン・シリーズ 電子書籍版62 青い恋人たち 宇宙英雄ローダン・シリーズ 電子書籍版 の感想
参照データ
タイトル | 宇宙英雄ローダン・シリーズ 電子書籍版62 青い恋人たち 宇宙英雄ローダン・シリーズ 電子書籍版 |
発売日 | 2015-01-29 |
製作者 | クルト マール |
販売元 | 早川書房 |
JANコード | 登録されていません |
カテゴリ | ジャンル別 » 文学・評論 » 文芸作品 » ドイツ文学 |
購入者の感想
確かな足取りで走り続ける大長編SFスペース・オペラ宇宙英雄ローダン・シリーズ第31巻。本巻は登場回数最多となるダールトンとマールが執筆しています。地球は滅亡していないという事が銀河に知れ渡り、そのポジションを狙って得体の知れぬ敵が続々と現れて来ます。マール氏はメイン・プロットから離れ、29巻で流刑となった囚人達の運命を追って、初めてローダンの登場しない物語を展開します。
『ロボット・スパイ』クラーク・ダールトン著:惑星スヴォーフォンに潜入している工作員クルマンから警報が届く。ローダンは急遽現地に向うが、クルマンは信号を出した覚えがないと否定する。何故か彼はダックスフントに似た犬ムッツェルを連れており、クルマンが宇宙船に乗艦してから奇妙な事件が続発する。『青い小人たち』クルト・マール著:地球でローダン暗殺に失敗して惑星への流刑の罪を言い渡されたミュロンは妻フローディを連れて惑星グレイビーストに到着する。地球で対立していたホランダー率いる組織の者も同時に移送されており、2グループは敵対したまま別々に居を営んでいる。ミュロン達は奇病に悩まされるようになり、ある日謎の青い生物と遭遇する。果して彼らは敵なのか味方なのか?
マール氏の試みは、地球人類が未開の惑星を一から開拓していく試練を経験するというサバイバル小説の趣きがあって、いつものストーリーとは違う面白さを感じさせてくれます。アメリカ版ではカットされている様ですが、日本版は全編ノーカットで収録されています。これだけの長大なシリーズですから先を急がず、ゆったりと興味深い大河小説を読み進めて行きましょう。
『ロボット・スパイ』クラーク・ダールトン著:惑星スヴォーフォンに潜入している工作員クルマンから警報が届く。ローダンは急遽現地に向うが、クルマンは信号を出した覚えがないと否定する。何故か彼はダックスフントに似た犬ムッツェルを連れており、クルマンが宇宙船に乗艦してから奇妙な事件が続発する。『青い小人たち』クルト・マール著:地球でローダン暗殺に失敗して惑星への流刑の罪を言い渡されたミュロンは妻フローディを連れて惑星グレイビーストに到着する。地球で対立していたホランダー率いる組織の者も同時に移送されており、2グループは敵対したまま別々に居を営んでいる。ミュロン達は奇病に悩まされるようになり、ある日謎の青い生物と遭遇する。果して彼らは敵なのか味方なのか?
マール氏の試みは、地球人類が未開の惑星を一から開拓していく試練を経験するというサバイバル小説の趣きがあって、いつものストーリーとは違う面白さを感じさせてくれます。アメリカ版ではカットされている様ですが、日本版は全編ノーカットで収録されています。これだけの長大なシリーズですから先を急がず、ゆったりと興味深い大河小説を読み進めて行きましょう。