Hotwax presents 歌謡曲名曲名盤ガイド1960’s 1960-1969 の感想

1958年、ロカビリー旋風が起こっている歌謡界から始まり、
カヴァーポップス、青春歌謡、グループサウンズ、フォークなど
時代と共に変化してきた歌たちを紹介している。

内容の構成は、その年の歌謡界の特徴や歌手解説、レコードレビュー、
草野浩二氏・鈴木邦彦氏のインタビューを織り交ぜており、読み応えがある。
また、ジャケット写真の大半をカラーで掲載しているため、目でも十分楽しめる。

歌手解説は、ザ・ピーナッツ、弘田三枝子、坂本九、ハナ肇とクレイジー・キャッツ、
ジャニーズ、黛ジュン、いしだあゆみ、ちあきなおみ等を掲載。

60年代歌謡の初心者入門の資料としても、
当時の歌を改めて楽しむにも、最適な書籍ではないだろうか。