図解 商品構成がわかる本 の感想

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参照データ

タイトル図解 商品構成がわかる本
発売日販売日未定
製作者小松崎 雅晴
販売元商業界
JANコード9784785503802
カテゴリ科学・テクノロジー » 工学 » 経営工学 » 品質管理

購入者の感想

文章が読みやすくてわかりやすい。それは多分、相対して語りかけるように書いた文章だからでしょう。
帯に“すべての小売業に贈る「品揃え」の基本”とありますが、小売流通業の現場にかかわる仕事をしている人なら是非読んでみることをおすすめします。仕事に役立つヒントが数多く見つかるでしょう。
図解が良いと思います。第3章の「商品構成を改善する」の“3.マトリックスで商品構成を見る”と“4.主要アイテムの分析法”の中の数多くのC-Pマトリックス・C-Cマトリックス・品揃えチェックリストの事例は、多分誰もがすぐに自分の仕事に当てはめて使ってみることができると思います。私は、「水草のチェックリスト」からアイデアが浮かびました。多分書いてあるすべての事例は、現場で実際にやってみて効果がでているものを載せているのでしょう。参考にしない手はないと思います。ホームセンターの照明器具200アイテムの事例は思い当たります。自分で買い物に行ったときに、たくさんおいてあるのに欲しい用途のものが欠けていたときのことでした。そのお店の店長なりバイヤーはぜひこのC-Cマトリックスチェックリストを使って欲しいと思います。

単に商品構成の概念論だけでなく、CCマトリクス(クラシフィケーション×クラシフィケーション)やCPマトリクス(クラシフィケーション×プライス)などの実務的な表があるので、すぐに業務に導入しやすい。本の中にあるチェックリストは業態類型によってはそのまま使えるものもあるだろう。
今やPCを使っての商品分析や売上分析は当然だが、PCのスキルには意外と個人の差が大きく、また各部署や個人が膨大な数表を持ち出してくることが多いので、逆に基本的な商品の動きが見えなくなってくることがある。その点でもこの本には基本的なピボットテーブルの使い方やバブルグラフの作成方法などが丁寧に書いてあり、社内の関係部署の分析手法を統一するのには向いていると思われる。
商品分類は本来顧客の使用目的やTPOSによって分けられなければならないはずなのに、いまだに製造部門やパッケージなどで分けられている業態類型も多い。顧客の立場に立ってどのような分類が便利なのかを考え直すいい機会になった。0

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