オリンプ絶体絶命! (ハヤカワ文庫 SF ロ 1-476 宇宙英雄ローダン・シリーズ 476) の感想

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タイトルオリンプ絶体絶命! (ハヤカワ文庫 SF ロ 1-476 宇宙英雄ローダン・シリーズ 476)
発売日販売日未定
製作者H・G・エーヴェルス
販売元早川書房
JANコード9784150119652
カテゴリジャンル別 » 文学・評論 » 文芸作品 » ドイツ文学

購入者の感想

惑星オリンプに侵攻したオービター大艦隊に対し地下に潜って撹乱戦術を展開する皇帝アーガイリスの人を食った様な頭脳戦とずっと人生の負け犬だった老古代学者が人類の危機に際して立ち上がり惑星スクウルを探索してオービターの謎に迫る誠に天晴れな活躍を描く大長編SFスペース・オペラ宇宙英雄ローダン・シリーズ第476巻。本巻の執筆者は迷宮をこよなく愛するエーヴェルスと全体の流れを引き締めるフォルツです。遂にオービター騒動の顛末の全貌が明らかとなりまして、「オービター」が種族を意味せず「深淵の騎士の従者」を意味するという事実が以前にはっきりと書かれていた事を漸く思い出しこの仕掛けに気づかなかった自分の不覚を心から反省しています。ローダン物語の伏線の長さは半端でなく過去の記述を記憶するのは本当に大変ですが、これに懲りて今後は油断大敵と心掛け気を引き締めて行こうと思います。
『オリンプ絶体絶命!』H.G.エーヴェルス著:オリンプの住人に不便を強い刺激して怒らせ戦いをけしかけ様とするオービター側に対し裏でポジトロニクスを制御して機器を復旧させる皇帝アーガイリスの静かな戦いが続いていた。本編ではLFT偵察員セルンら一行の四人が地下迷宮を彷徨う本筋とはあまり関係のない場面を著者は大いに楽しんで書かれていてその目くるめく様な不思議な感覚に強く魅了されます。不運続きのフィリバスター七人衆に今回は遂に幸運の女神が微笑んだかと思ったら・・・・ここまで来るともう彼らとオービターは離れられない腐れ縁ですね。皇帝アーガイリスは無駄口を叩いたり恐怖を感じたりもするという無感情のロボットらしからぬ人間らしい弱みを備えた性格が誠に愛すべきユニークさですね。『リング世界の洞窟』ウィリアム・フォルツ著:

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