特捜部Q―キジ殺し― の感想
参照データ
タイトル | 特捜部Q―キジ殺し― |
発売日 | 2013-05-27 |
製作者 | ユッシ エーズラ オールスン |
販売元 | 早川書房 |
JANコード | 登録されていません |
カテゴリ | ジャンル別 » 文学・評論 » 文芸作品 » 英米文学 |
購入者の感想
本国デンマークで絶大な人気を獲得し今年日本とアメリカで紹介されて大きな反響を呼んでいる大人気警察小説シリーズ第2弾です。このシリーズはミステリー界ではこれまで全く注目されていなかったデンマークという国を、折からの北欧ミステリーブームにも乗ってか一気に世界クラスにまで押し上げたのですから真にたいした物だなと思います。著者近影の強面な印象通りに中心はハードバイオレンスの色濃い作風ですが、それだけでなくとぼけたユーモアが随所に盛り込まれている所が人気の要因なのでしょう。
コペンハーゲン警察に新設された未解決事件専門の部署「特捜部Q」が最初の事件の解決で意気が上がり今回挑むのは二十年前に起きた十代の兄妹殺害事件である。既に犯人の刑が確定しているのにどうして資料が回されて来たのか疑問を感じながらもカール・マーク警部補は相棒の変なシリア人アサドと新入りの癇に障る女ローセと共に事件の再捜査に着手する。
コペンハーゲン警察に新設された未解決事件専門の部署「特捜部Q」が最初の事件の解決で意気が上がり今回挑むのは二十年前に起きた十代の兄妹殺害事件である。既に犯人の刑が確定しているのにどうして資料が回されて来たのか疑問を感じながらもカール・マーク警部補は相棒の変なシリア人アサドと新入りの癇に障る女ローセと共に事件の再捜査に着手する。