電子回路入門講座―アナログ・ディジタルからセンサ・制御回路まで の感想
参照データ
タイトル | 電子回路入門講座―アナログ・ディジタルからセンサ・制御回路まで |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 見城 尚志 |
販売元 | 電波新聞社 |
JANコード | 9784885547461 |
カテゴリ | 科学・テクノロジー » 工学 » 電気工学 » 電子回路 |
購入者の感想
著者らが以前に執筆していたブルーバックスの、
おそらく兄弟分として位置づけ可能な本書です。
新しい回路もいくつか追加されており、
基礎的な部分の補強もあります。
しかし、そうであるからこそ、目に付きはじめる雑さがあります。
前著であるブルーバックス本のような「カタログ」
に徹しきれていないのに、ごく基本的な回路以外は、
天下り式に動作を示す式が与えられているだけで、
導出過程が示されていない場合が多くあります。
例えば、2次アクティブフィルタの項目では、
動作の説明の無い回路が一つ追加されてますが、
説明自体には前著からの進歩がありません。
さらには、ターマン発振回路を扱う項目では、
発振周波数を示す式さえ与えられていません。
前著より高価になっているのですが、
それに見合う充実度があるかどうかは、少し疑問です。
おそらく兄弟分として位置づけ可能な本書です。
新しい回路もいくつか追加されており、
基礎的な部分の補強もあります。
しかし、そうであるからこそ、目に付きはじめる雑さがあります。
前著であるブルーバックス本のような「カタログ」
に徹しきれていないのに、ごく基本的な回路以外は、
天下り式に動作を示す式が与えられているだけで、
導出過程が示されていない場合が多くあります。
例えば、2次アクティブフィルタの項目では、
動作の説明の無い回路が一つ追加されてますが、
説明自体には前著からの進歩がありません。
さらには、ターマン発振回路を扱う項目では、
発振周波数を示す式さえ与えられていません。
前著より高価になっているのですが、
それに見合う充実度があるかどうかは、少し疑問です。