入門スピーカー自作ガイド―基本原理を知って楽しく自作! (学ぶ・作る・楽しむ・電子工作) の感想
参照データ
タイトル | 入門スピーカー自作ガイド―基本原理を知って楽しく自作! (学ぶ・作る・楽しむ・電子工作) |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 炭山 アキラ |
販売元 | 電波新聞社 |
JANコード | 9784885549601 |
カテゴリ | 本 » ジャンル別 » 趣味・実用 » オーディオ・ビジュアル |
購入者の感想
今まで、残念ながら自作スピーカー初心者に安心して薦められる本がありませんでした。
「新 自作スピーカーの完全自作」シリーズは、どうも妙な(独創性のある)作例ばかりで、面白いスピーカーを作るという目的には良いのだと思いますが、安く自作ならではの高音質を目指すという観点からは不満が残るものでした。
また、「長岡鉄男の〜」といった長岡先生関連本は、作例に使用されているスピーカーユニットに販売終了品が多く、これも初心者に無条件でオススメできるものではありませんでした。
そんななか、この本が出てきた事を本当に嬉しく思います。
さてさて、前置きが長くなりましたが、内容の説明に。
第一章は「スピーカーの種類と構造&設計の基本」 評価:☆☆☆(3つが満点)
スピーカーの事が全く分からないオーディオ初心者さんでも、この章を読めば概要を理解できると思います。設計の基本として、密閉型とバスレフ型の二種類の箱の設計方法が解説されています。文章や図も分かりやすく、数学が苦手な方でも問題なく理解できると思います。ちなみに、バックロードホーン型・共鳴管型の説明は(初心者には難しいと判断したためらしく)掲載されていません。
第二章は、「クロスオーバー・ネットワークの組み方」 評価:☆☆☆
2ウェイスピーカーを作る際に必須の、クロスオーバーネットワークの基本が解説されています。少し難しいかもしれませんが、フルレンジスピーカーを製作する分には関係ない章なので、「市販スピーカーにはこんなのが内蔵されてるのかぁ〜」と思って読んで頂ければ良いと思います。
第三章は、「ユニット選択のポイント&推奨ユニットカタログ」 評価☆
ユニット選択のポイントに関しては、要点を押さえた良い解説だと思います。一方、推奨カタログに関しては、確かに要点は抑えられているのですが、明らかに初心者向きではないユニット(一本数万円とか)が紹介されているにもかかわらず入門用ユニットが紹介されていなかったり、値段が明記されていなかったりと、残念な部分も多いです。
第四章は、「必要なパーツと加工工具の使い方」評価☆☆☆
「新 自作スピーカーの完全自作」シリーズは、どうも妙な(独創性のある)作例ばかりで、面白いスピーカーを作るという目的には良いのだと思いますが、安く自作ならではの高音質を目指すという観点からは不満が残るものでした。
また、「長岡鉄男の〜」といった長岡先生関連本は、作例に使用されているスピーカーユニットに販売終了品が多く、これも初心者に無条件でオススメできるものではありませんでした。
そんななか、この本が出てきた事を本当に嬉しく思います。
さてさて、前置きが長くなりましたが、内容の説明に。
第一章は「スピーカーの種類と構造&設計の基本」 評価:☆☆☆(3つが満点)
スピーカーの事が全く分からないオーディオ初心者さんでも、この章を読めば概要を理解できると思います。設計の基本として、密閉型とバスレフ型の二種類の箱の設計方法が解説されています。文章や図も分かりやすく、数学が苦手な方でも問題なく理解できると思います。ちなみに、バックロードホーン型・共鳴管型の説明は(初心者には難しいと判断したためらしく)掲載されていません。
第二章は、「クロスオーバー・ネットワークの組み方」 評価:☆☆☆
2ウェイスピーカーを作る際に必須の、クロスオーバーネットワークの基本が解説されています。少し難しいかもしれませんが、フルレンジスピーカーを製作する分には関係ない章なので、「市販スピーカーにはこんなのが内蔵されてるのかぁ〜」と思って読んで頂ければ良いと思います。
第三章は、「ユニット選択のポイント&推奨ユニットカタログ」 評価☆
ユニット選択のポイントに関しては、要点を押さえた良い解説だと思います。一方、推奨カタログに関しては、確かに要点は抑えられているのですが、明らかに初心者向きではないユニット(一本数万円とか)が紹介されているにもかかわらず入門用ユニットが紹介されていなかったり、値段が明記されていなかったりと、残念な部分も多いです。
第四章は、「必要なパーツと加工工具の使い方」評価☆☆☆