AKB48の経済学 の感想

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タイトルAKB48の経済学
発売日販売日未定
製作者田中 秀臣
販売元朝日新聞出版
JANコード9784023308725
カテゴリジャンル別 » ビジネス・経済 » 経済学・経済事情 » 経済思想・経済学説

購入者の感想

著者はこの本でAKBを題材に経済を語りたいようですが、その分析の対象となるAKBの知識があまりに乏しいため、その分析も甘くならざるを得ず、結局全体として読む価値がないものになっています。 最初の40ページだけでも、 「明らかに、秋葉原に集まってくる、あまりお金のない若い「アイドルおたく」に狙いを定めた価格戦略です。」(P19)
→どう考えても知名度がないからこの価格設定になったのに、それをお金がない人たちに狙いを定めたと言い切ってしまうところが残念です。公演開始時にどれほどの苦労があったのか全く知らないのでしょう。

「すべてインターネットでの応募・抽選による予約方式となったため、立ち見席はなくなりました。」(P19〜20)
→一度でも公演を見に行ったことがあればこんなことが書けるはずがありません。立ち見席は公演開始時からなくなったことはありません。

「現在はAKB48の人気沸騰に伴い、秋葉原のAKB48劇場の入場券も「プラチナ・チケット」化しており、運よく抽選に当たらないとゲットできない状況です。ネット上ではいい席にはかなりのプレミアムがつけられています。」(P20)
→劇場チケットは転売できません。禁止されているというレベルではなく、物理的に不可能なようになっています。また、席は入場直前にビンゴで決められるのでプレミアのつけようがありません。

「AKB48のファンの中核であるアイドルおたくの人たちは、基本的にお金持ちではありません。」(P39)
→完全に逆です。今でこそ、お金のない中高生が中核といえる状況が出来始めていますが、始めは金のあるオヤジのオタク達が散財して盛り上げていました。そして、今だってAKBがどのような戦略をとっているかはみなさんよくご存知ですよね

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