思い出トランプ (新潮文庫) の感想
参照データ
タイトル | 思い出トランプ (新潮文庫) |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 向田 邦子 |
販売元 | 新潮社 |
JANコード | 9784101294025 |
カテゴリ | 文学・評論 » 文芸作品 » 日本文学 » ま行の著者 |
購入者の感想
冒頭の一篇、「かわうそ」を読んで、圧倒された。
ほとんど気分が悪くなるほど、おそろしい。
定年をひかえた男が、連れ添った妻の裏面を垣間見る。
いままで知らなかった一面。
いや、うすうす気づいてはいたが、あえてふれなかった一面。
たわわに実る蜜柑の女。
機転の利く、というほどにウソのつける女。
男の立場で読むと、もう、どうしようもなく救いがない。
ひたすら気分が悪くなる。
女の立場で読むと、やはりリアリティーがあるのかなあ?
信じていたことと、裏切り。
それを追究するほど強くない男。
けっきょくのところ、女は強いのか・・。
といった、とりとめのない感想を抱きつつ、
妻にも読んでみてー、とすすめてみた。
ほとんど気分が悪くなるほど、おそろしい。
定年をひかえた男が、連れ添った妻の裏面を垣間見る。
いままで知らなかった一面。
いや、うすうす気づいてはいたが、あえてふれなかった一面。
たわわに実る蜜柑の女。
機転の利く、というほどにウソのつける女。
男の立場で読むと、もう、どうしようもなく救いがない。
ひたすら気分が悪くなる。
女の立場で読むと、やはりリアリティーがあるのかなあ?
信じていたことと、裏切り。
それを追究するほど強くない男。
けっきょくのところ、女は強いのか・・。
といった、とりとめのない感想を抱きつつ、
妻にも読んでみてー、とすすめてみた。