スクレイリングの樹 永遠の戦士エルリック の感想
参照データ
タイトル | スクレイリングの樹 永遠の戦士エルリック |
発売日 | 2014-06-10 |
製作者 | マイクル ムアコック |
販売元 | 早川書房 |
JANコード | 登録されていません |
カテゴリ | ジャンル別 » 文学・評論 » 文芸作品 » 英米文学 |
購入者の感想
前巻より始まった「ウルリック・サーガ」3部作の第二部。今巻では、百万世界のなかにある異世界のアメリカ(北米の先住民族が優勢な世界)が舞台となります。
アメリカの先住民族の歴史に詳しくない日本人にとっては「???」な部分もあり、「ナチスを相手にまわしてエルリックが大立ち回り!」というわかりやすい筋だった前巻と比べややとっつきにくくなってはいますが、多元世界である百万世界の全容(成長していく樹)だとか、インディアンの神話再演の描写など、読みどころはたくさんです。ちょっと皮肉なムアコック節も健在。ちょっととっつきにくいところはありますが、ヒロイックファンタジー好きの方は満足いただけるのではないでしょうか。
アメリカの先住民族の歴史に詳しくない日本人にとっては「???」な部分もあり、「ナチスを相手にまわしてエルリックが大立ち回り!」というわかりやすい筋だった前巻と比べややとっつきにくくなってはいますが、多元世界である百万世界の全容(成長していく樹)だとか、インディアンの神話再演の描写など、読みどころはたくさんです。ちょっと皮肉なムアコック節も健在。ちょっととっつきにくいところはありますが、ヒロイックファンタジー好きの方は満足いただけるのではないでしょうか。