マン・レイ の感想
参照データ
タイトル | マン・レイ |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | ニール・ボールドウィン |
販売元 | 草思社 |
JANコード | 9784794205117 |
カテゴリ | » 本 » ジャンル別 » アート・建築・デザイン |
購入者の感想
写真家としての名声のみが一人歩きしていると思われるマン・レイが、内心は画家として認められる事を望み、独立独歩に自己の芸術と人生を自由に生きようとした芸術家であったと知ることが出来る。
マン・レイが著した『自伝』(1963)において意図的にはぐらかそうとしたリー・ミラーとの関係やファッション写真、生活の功利的な側面なども含めて記述されおり、本書を読めば、マン・レイの裏面を知ることが出来る。表面からの『自伝』と本書が合わさり、初めてマン・レイの立体像を手に入れる事が出来る。
五年の歳月をかけた著者の情熱がヒシヒシと伝わる好著である。鈴木主悦氏の訳文、挿入図版とも満足出来る。
マン・レイが著した『自伝』(1963)において意図的にはぐらかそうとしたリー・ミラーとの関係やファッション写真、生活の功利的な側面なども含めて記述されおり、本書を読めば、マン・レイの裏面を知ることが出来る。表面からの『自伝』と本書が合わさり、初めてマン・レイの立体像を手に入れる事が出来る。
五年の歳月をかけた著者の情熱がヒシヒシと伝わる好著である。鈴木主悦氏の訳文、挿入図版とも満足出来る。