VANGUARD スコープ用アダプター PA-202 の感想

この価格でデジスコのアタッチメントが手に入るというだけで価値あり。しかも、フィルター径52mmと58mmが使用可能。ただし、本体への取り付けが今ひとつスムーズにいかないことがあるので一点減点。機能的には十分満足しています。

VANGUARD スポッティングスコープ Endeavor HD 82A

の一眼レフに接続するために購入しました。
XF,HDシリーズ用で、それ以外は PA-201 ですので間違えないように。

見た目、触った感じでは、プラスチック製に見えますが、金属性でしっかりしています。
単に、スコープ本体とカメラのレンズフィルター部分に直結するだけのアダプターで、レンズなどはなく単なる空洞です。
横につまみ(ネジ)がありますが、これはリングを固定するものです。

スコープ本体の接眼レンズユニットをつけた状態で、このアダプタを接続します。
つまり、人間が見ている状態をそのままカメラに映すものです。

ただ、カメラ側は、フィルター部分に接続するので、レンズによっては、けられが発生します。
特に標準ズームとかの場合は、望遠側に設定すれば利用可能と思います。
当方は 35-80mmの標準ズームですが、80mm側でけられはなくなります。

このアダプタは、レンズのフィルター部分に接続するので、ピントあわせにてフィルタ部分が回転するレンズの場合は、
フォーカスをマニュアルにして無限にあわせそこで回転(調整)しないように、テープなどで固定しないと、撮影時に回転してしまいます。
この点は、非常に不便ですね。仕様的には仕方ないと思いますが。