Net Audio (ネットオーディオ) 2015年 3月号 の感想

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参照データ

タイトルNet Audio (ネットオーディオ) 2015年 3月号
発売日2015-01-19
販売元音元出版
JANコード4910172030353
カテゴリ »  » ジャンル別 » 雑誌

購入者の感想

本誌を(音元出版さんから直接)定期購読しています。

MP3プレーヤーが流行り始めた、音楽ファイルのフォーマットについての知識も殆ど無い頃に、Windows Media Playerでリッピングを行っていた時に、WAVでのリッピングを行い、それをコンバートしてMP3プレーヤーに入れていました。
この頃、リッピングした音楽ファイルの整理にタグ情報の編集を、やはりWindows Media Playerで行っていましたが、WAVのタグを編集しても、それが一覧に反映されずにいました。
何かの不具合かと思っていましたが、後に何かの情報でWAVファイルにはタグが使えないと知り、今日までそれを信じていました。
その情報のおかげで、あの時WAVファイルのタグ情報が編集できたのは気のせいで、存在しないものを編集したつもりになっていただけで、存在しないから反映されないのだと納得していました。

今季の特集でWAVファイルにもタグ情報は添付できることを改めて知って、当時の腑に落ちなかったことが納得できました。

WAVファイルにもタグ情報が付けられるという記述で、当時、編集したけど反映されないタグ情報を再び編集しようと何度も開くことができ、また以前の編集内容が保存されていたことも、これでつじつまが合いました。
タグ情報自体はWAVファイルにも付けられていたから何度も編集することができたのだと判り、反映されないのは、取り扱うソフトの方がそのタグを認識できなかったからだということでした。

この長い間私の中で棚上げにされていた疑問を、今季の特集記事が解決してくれました。
これだけでも私にとっては購入した価値がありました。

 季刊誌「Net Audio」vol.17の特集は、ただ一つ「ハイレゾ時代のタグ管理術」のみとなっています。
 早い話が、執筆者の土方久明氏は音楽ファイルをネット上からダウンロードするにしろ、CDからリッピングするにしろ、タグの付けられない
PCMのWAVやDSDのDFFのファイルよりも、FLACやDSFファイルを選択した方がタグが付けられて便利であると書かれ、音質よりもタグ管
理の方が重要だと書かれています。

 そして、氏はロスレスのFLACと非圧縮のWAVに音質差等はない!タグ管理の簡単なFLACで充分なのでFLACを使って行こう!とまで極
論を言い切っているのが今回の特集です。

 この辺りは、月刊誌「特選街」のハイレゾ特集でも麻倉怜士氏等の評論家からはリッピングソフトであればオンライン上からタグ情報が入手
出来る「dB Poweramp(有料版)」によるFLACファイルを推奨してきているので今更の感は無いでもないですが、「Net Audio」の凄いところ
は「タグ管理術」を徹底的に追及した特集になっていることでしょう。

 最初に「ファイル形式のいろいろ」「タグをつけるメリット」「タグは自分で編集できるのか?」から始まりますが、WAVは全くタグ付けが出来な
いというわけではなく付けることは可能ですが、この場合は再生ソフトによってはタグの表示が左右されるケースもあることについて触れてい
ます。そして、WAVのタグ表示が可能なUSBオーディオの再生ソフトウェア「Audirvana Plus2.0」についても紹介されています。

 さらに、Windows用タグ編集用フリー・ソフト「Mp3tag」(WAV非対応)、Mac用タグ編集用ソフト「Yate」(有料、WAV対応)の基本的な使用法
がフローチャートで解りやすく説明されています。
 この他、タグ編集が出来る再生ソフトウェアの「foobar2000」、「JRiver Media Center」、「Audirvana Plus2.0」、「X Lossless Decorder」、
タグ編集可能なリッピングソフト「dB

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