論理と計算のしくみ の感想
参照データ
タイトル | 論理と計算のしくみ |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 萩谷 昌己 |
販売元 | 岩波書店 |
JANコード | 9784000061919 |
カテゴリ | ジャンル別 » 科学・テクノロジー » 数学 » 一般 |
購入者の感想
既刊の「論理と計算」「ソフトウェア科学のための論理学」という二冊の本を一冊にまとめた
本なのだそうです。
あくまでもゴールはソフトウェア科学を志す人が論理学を学ぶ為の本なので、他に出ている
論理学や数学基礎論の本とは若干毛色が違うような気もします。
この毛色の違いと言うのが必ずしも悪い意味でもなく、ゴリゴリの専門教科書ではかえって
分かりにくい要点を浮かび上がらせてくれているのはとても面白い所です。
例えば、前半で繰り返して強調される構文論と意味論の違いはとても参考になりました。
その反面、一つ一つの記述量が充分に長いとは言えないので、更に突き詰めたい場合は
各章ごとに、いや、各節ごとに専門書を探した方がいいかもしれません…
似たような試みの本、コンピュータのための数学―論理的アプローチなどよりは遥かに成功していると思います。
本なのだそうです。
あくまでもゴールはソフトウェア科学を志す人が論理学を学ぶ為の本なので、他に出ている
論理学や数学基礎論の本とは若干毛色が違うような気もします。
この毛色の違いと言うのが必ずしも悪い意味でもなく、ゴリゴリの専門教科書ではかえって
分かりにくい要点を浮かび上がらせてくれているのはとても面白い所です。
例えば、前半で繰り返して強調される構文論と意味論の違いはとても参考になりました。
その反面、一つ一つの記述量が充分に長いとは言えないので、更に突き詰めたい場合は
各章ごとに、いや、各節ごとに専門書を探した方がいいかもしれません…
似たような試みの本、コンピュータのための数学―論理的アプローチなどよりは遥かに成功していると思います。