水彩画 小さな光の音楽 (〜あべとしゆき色彩ノート〜) の感想
参照データ
タイトル | 水彩画 小さな光の音楽 (〜あべとしゆき色彩ノート〜) |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | あべ としゆき |
販売元 | 株式会社 日貿出版社 |
JANコード | 9784817039927 |
カテゴリ | ジャンル別 » アート・建築・デザイン » 絵画 » 西洋画 |
購入者の感想
これまで、奥津国通先生の技法を一人で細々と学んでいました。あべとしゆき先生の光の表現法は奥津先生に通じるものがあるようで、また新たな勉強の目的ができました。私は間もなく71歳になりますので、毎日が日曜日。水彩画に割く時間を増やして頑張ります。この本はあべ先生の技法もたくさん書かれていますので楽しみです。
近年国内外で注目を浴びている人気水彩画家あべとしゆき氏の水彩技法書第二弾である。
水彩画の技法書だけでなく、あべ氏の作品集、画集としての魅力もありボリューム感たっぷりの内容だ。
あべ氏の水彩画の特徴は何気ない光景や風景を美しく、リアルに表現しているのが特徴だ。
色彩も美しく透明感を強調し、光を意識した作品の数々に心を惹かれる。
本書の特徴は水彩画を描く上でのテクニック、技法以上に重要な要素である絵を描く上での
心構え、つまり作品に対する思いや、なぜこのモチーフや光景を描きたいと思うかなどの
作品制作における動機や美へのまなざし、美の判断基準について語られている点である。
己の美しいと思える意識の判断基準、美しいものを探す美への嗅覚とも言うべきだろうか
そういうものが語られているのが非常に勉強になり、美意識や美への視点を磨く重要なヒントになる一冊である。
著者のさりげなくも示唆に富んだ文章、語り口が非常に良い。
絵を描くという事は、まずは想いであり感動で、
次に必要なものはその思いや感動をつくりかえ絵にする為の構想力、
次にその構想を具現化するための技能やデッサン力、
そして最後に来るのが、技法テクニックであると語っているのには納得である。
そして、技法書としての本書についてだが、前作を上回る内容であり
前作「水彩画 静かな光を求めて―あべとしゆき制作ノート」のレビューでの不満点であった
作例プロセスと技法の解説、使っている道具の(絵の具、筆、水彩紙)の解説の充実が見事にされている点だ。
作例プロセスや制作上のポイントが細かく語られていて、非常に勉強になる。
また、使っている道具についての比較や解説がこれでもかと言うほど詳しく解説されており、あべ氏の道具に対する
考え方や絵の具の使い方、比較、水彩紙の特性、あべ氏自身が好む使い勝手の良い道具の基準などが判り
水彩をやっている者としては、自分が表現するにおいて必要な道具をどうやって選び、どう使うかと言う点で非常に参考になる。
水彩画の技法書だけでなく、あべ氏の作品集、画集としての魅力もありボリューム感たっぷりの内容だ。
あべ氏の水彩画の特徴は何気ない光景や風景を美しく、リアルに表現しているのが特徴だ。
色彩も美しく透明感を強調し、光を意識した作品の数々に心を惹かれる。
本書の特徴は水彩画を描く上でのテクニック、技法以上に重要な要素である絵を描く上での
心構え、つまり作品に対する思いや、なぜこのモチーフや光景を描きたいと思うかなどの
作品制作における動機や美へのまなざし、美の判断基準について語られている点である。
己の美しいと思える意識の判断基準、美しいものを探す美への嗅覚とも言うべきだろうか
そういうものが語られているのが非常に勉強になり、美意識や美への視点を磨く重要なヒントになる一冊である。
著者のさりげなくも示唆に富んだ文章、語り口が非常に良い。
絵を描くという事は、まずは想いであり感動で、
次に必要なものはその思いや感動をつくりかえ絵にする為の構想力、
次にその構想を具現化するための技能やデッサン力、
そして最後に来るのが、技法テクニックであると語っているのには納得である。
そして、技法書としての本書についてだが、前作を上回る内容であり
前作「水彩画 静かな光を求めて―あべとしゆき制作ノート」のレビューでの不満点であった
作例プロセスと技法の解説、使っている道具の(絵の具、筆、水彩紙)の解説の充実が見事にされている点だ。
作例プロセスや制作上のポイントが細かく語られていて、非常に勉強になる。
また、使っている道具についての比較や解説がこれでもかと言うほど詳しく解説されており、あべ氏の道具に対する
考え方や絵の具の使い方、比較、水彩紙の特性、あべ氏自身が好む使い勝手の良い道具の基準などが判り
水彩をやっている者としては、自分が表現するにおいて必要な道具をどうやって選び、どう使うかと言う点で非常に参考になる。