続・論語 ─まんがで読破─ の感想

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参照データ

タイトル続・論語 ─まんがで読破─
発売日2013-06-28
製作者孔子
販売元イースト・プレス
JANコード登録されていません
カテゴリ » ジャンル別 » コミック・ラノベ・BL » コミック

購入者の感想

小説のストーリーを漫画にするのと違って、「論語」を漫画にするのが難しいのは分かっています。しかも、舞台を現代に設定すると特に。
しかし、それを差し引いても「もう少し、やりようがあるだろうに…」という読後感。

中学校を舞台にした前作を経て、今回は「中学卒業後、大人になってから飲み屋で同窓会を開く」という所が舞台になります。
前回は中学生が色々と悩みにブチ当たるたびに「そう言えば論語に、こんな一節が…」と引用する(それが10回ぐらい繰り返される)という形でしたが、今回は同窓会でビールを飲みながら各人が「最近どうよ?」的な近況報告をするたびに「そう言えば論語に、こんな一節が…」と引用。それが繰り返されます。なんだよ、この中学w

論語は「親を大事にしましょう、他人に優しくしましょう、礼儀正しくしましょう、努力しましょう」という通俗的な道徳以外の所に真の魅力があると思うのですが、なんか「俺も大人になって親の気持ちが分かったよ。論語は正しいよな」という、論語読まなくても分かる程度の薄っぺらい解説で、耳触りのよい名句だけが引用されてます。シリーズの中でも作画レベルは高い方なのですが、もうちょい描き方を考えた方が良かったのでは。

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