萌える! 妖怪事典 の感想

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参照データ

タイトル萌える! 妖怪事典
発売日販売日未定
製作者TEAS事務所
販売元ホビージャパン
JANコード9784798605548
カテゴリジャンル別 » 人文・思想 » 文化人類学・民俗学 » 昔話・伝承

購入者の感想

かつてイーグルパブリシング名義で、
・萌え萌え妖怪辞典
・萌え萌え妖怪辞典 零
という、萌えイラストとともに地方ごとの妖怪を分かり易く紹介するという妖怪初心者にお勧めな二つの本が出ていますが、

この本はホビージャパン名義で、
・萌え萌え妖怪辞典から絵付きの全46体の妖怪、
・萌え萌え妖怪辞典 零 から3体分の絵付きの妖怪
の計49体の記事をそのまんま抜出し、絵を新しくリニューアルした本です。
文章はそのままなので、前2冊を持っていると殆ど知識的な新鮮味はないかもしれません。

この本は前半がカラーで妖怪49体ぶんの紹介、後半がさまざまな資料考察が載ったモノクロページという構成です。

プラスされている部分として、
それれぞれの妖怪の紹介の最後に案内キャラクターが一言豆知識を語っているのですが、
それが少し追加されています。

意外と詳しく書かれている事で好評だった後半のモノクロページの妖怪資料&考察に関しては、
前2冊の内容を、肉をそぎ落として簡潔にまとめたという感じでしょうか。
柳田國男氏等の民俗研究者の紹介ページはだいぶ簡略化されて少しさびしく感じます。
何より、オススメ妖怪書籍の紹介が省かれたのが一番痛いかもしれません。

ちなみに前2冊で後半のモノクロページに載っていた記事が、カラーになって
関連する前半の妖怪のページに抜き出されてくっついていたりします。(酒呑童子と源頼光の記事とか)
参照しやすくなりました。

絵に関しては、全体的に萌え度がアップしている気がします。
前2冊を持っている方は、殆ど絵目的の購入か否かという問題になるかもしれません。

逆に、前2冊を持っていない方で、妖怪に興味があるという方にはお勧めです。
その場合、この「萌える!妖怪辞典」と共に「萌え萌え妖怪辞典 零 」もそろえると知識の補完が出来るかもしれません。
相変わらず、入り易くも、なかなか侮れない深い考察も載っているという、入門書としては優れた内容です。

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