読む年表　日本の歴史 (渡部昇一「日本の歴史」) の感想

　渡部昇一｢日本の歴史｣全７巻も、歴史の教科書あるいは副読本として採用してもらいたいくらい素晴しい本でしたが、いかんせん数が多すぎます。しかしこの本なら、副読本どころか教科書に採用されてもまったく問題ないくらいです。
　何処か特定の国の根拠の無いデタラメな言いがかりに配慮して、日本そして日本人の事が肯定的に語られず、特定の国のどうでもいいような人が称賛されるような歴史教科書とは違い、神話の頃からの日本の歴史が彩りも鮮やかに語られます。まさに日本人の日本人による日本人の為の本であり、日本史の教科書です。教科書がダメなら、是非とも一家に一冊は置いて欲しい歴史の本です。