三千枚の金貨〈下〉 (光文社文庫) の感想
参照データ
タイトル | 三千枚の金貨〈下〉 (光文社文庫) |
発売日 | 2013-01-10 |
製作者 | 宮本 輝 |
販売元 | 光文社 |
JANコード | 9784334765163 |
カテゴリ | 文学・評論 » 文芸作品 » 日本文学 » ま行の著者 |
購入者の感想
文章はさすがです。読ませます。
ただ、物語の本流とは関係ない話が多い。
ゴルフと、どうつながりがあるのか読み進めていってもつながっておらず、
サラリーマンのうんちく話で終わっている。
あと、ネタバレになるが、
金貨が埋まっていると思わしき場所にはたどり着いたが、
実際には確認してないし、そもそもなぜ、その場所に金貨を埋めたのかが
最後までわからない。
これを知りたくて読み進めていったのだが、肝心なところが書いて無くがっかりだった。
ただ、物語の本流とは関係ない話が多い。
ゴルフと、どうつながりがあるのか読み進めていってもつながっておらず、
サラリーマンのうんちく話で終わっている。
あと、ネタバレになるが、
金貨が埋まっていると思わしき場所にはたどり着いたが、
実際には確認してないし、そもそもなぜ、その場所に金貨を埋めたのかが
最後までわからない。
これを知りたくて読み進めていったのだが、肝心なところが書いて無くがっかりだった。
下巻は、「三千枚の金貨」探しよりも、喫茶店のマスターの恋の話だったり、実家のおばあちゃんのお蕎麦の話だったり、ゴルフの話(とにかくゴルフネタは多かった!汗)だったりと、周辺の話ばかりでした。主人公の青年時代を語る二人の人物の話は、それはそれでとても興味深いものだった。謎解きの方は、昔の身辺調査書のヒントを辿るだけであっけなく見つかるし、黒く陰謀をはらんだXXファイナンスもなんということもなく・・・、「三千枚の金貨」の謎解きだと思うと期待と違ってしまうけれど、これはこれで、いろんな人の人生や思いに触れて、とても読後感の良い作品だったと思います。