こうして、思考は現実になる(2) の感想

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前作「こうして、思考は現実になる」の続編と考えてよい内容です。
前作による多くの成功例が著者には寄せられたと書いてあります。
同時に多くの疑問も寄せられたのだと思います。

目次にある「世界の「大嘘」を見抜き、思い通りの世界を手に入れよう」が答えとなっているように思います。
そして、９種類の実験(エクササイズ）が記載されています。
どの実験も「成功例」が出ていてイメージしやすくなっています。

ところでこのレビューを書く前に前作に書かれた多くのレビューを読みました。
特に悪い評価を。
そこは抵抗する理性の叫びが多数書かれています。
大雑把にまとめると
「なんでも思うとおりになるなら苦労しない。怠け者の発想だ」
ということかと思います。

こういう意見を書く人は理性のいうとおりにして少しもうまくいっていないにもかかわらず
（いっていれば、こんな本をそもそも読むハズがありません）
あまりにも書かれていることがシンプルなので腹がたつのだと思います。
人とは信念をぐらつかされると怒るものです。

前作、今回の作品の表紙を見て欲しいと思います。
どちらも子供の笑顔の写真です。
これ、著者の強烈なメッセージですよね。
子供のころのように、思いを追いかけようよ、っていう。
書かれていることは望むことへの扉をあけることであって、すべてが思っただけで完遂するとは書いてないです。
願っていることの糸口が現れるところまでです。
それをどこまで活用できるのかは、本人の力量であることは言うまでもありません。
前作は20万部売れたようですが、100万部にならないのは力量でしょう。
この本は努力を否定するものではまったくありません。

一方で、「引き寄せの法則」っていう言葉に固執する方もどうかと思います。
この本では新しい人生観を「ワールドビュー2.0」としてまとめています。
その２に