風立ちぬ [DVD] の感想

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参照データ

タイトル風立ちぬ [DVD]
発売日2014-06-18
監督宮崎駿
販売元スタジオジブリ
JANコード4959241753410
カテゴリDVD » ジャンル別 » キッズ・ファミリー » キッズアニメ・映画

購入者の感想

ブルーレイで見たら映像が綺麗で感動した。
音声は英語日本語両方入っているし、なぜかDVD版までおまけに付いてくる。
庵野のしゃべり方がどうしても気になってしまうが英語ならそれもない(笑)

日本版のブルーレイのほぼ半額で買えることを考えれば、
ジャケットが英語であることを気にしない以外北米版を選ばない理由は最早ない。

他の方々がすでに素晴らしいレビューを書いてらっしゃいましたが、この作品の登場人物たちは皆「エゴの塊」です。
たとえ誰かに批判されても、何か困難にぶち当たっても、誰かに迷惑をかけることになっても、死ぬ間際になっても。
必ず最後には自分のやりたいように彼らは行動します。
この登場人物たちを見て嫌悪感を覚える人たちは少なくないと思います。どこか醒めてしまう人もいると思います。
でも、それは本当に悪いことなのでしょうか。

ネットが普及した結果、人は色々な意見や情報をいつでも、そして大量に得ることが出来るようになりました。
それはもちろん良い点ではありますが、同時に他人の意見に踊らされやすいという危険性を含んでもいます。
なにか自分が良いなと思ったものでも、たまたまどこかで批判されているのを見て少し疑問を持ってしまうことも私の場合有りました。
ネットだけではありません。現実の人間関係でさえも、誰かに自分の意見をはっきりと言える人は今どのくらいいるのでしょうか。
相手が言っていることが間違っていたとしても、仲の良い友人はともかく、上司や先輩にそれを正すことが出来るでしょうか。
戦後や昭和のことはよくわかりませんが、今の時代、どこかで自分を曲げてしまう人が非常に多いと思います。

「生きねば。」というフレーズは、大震災の影響もあってか、「辛くても一生懸命生きていくこと」という意味に捉えられていると思います。
でも私はこの映画が「自分を曲げずに生きていくこと」を強く訴えかけているような気がしてなりません。

登場人物は皆、「ひこうき雲」のように生きていました。
誰にも邪魔されることのない空で、真っ直ぐな生の足跡を残していく。
それはきっと誰もが羨み、嫉妬するほど素晴らしい人生だったと思います。

天才クリエイターとして誰よりも自由に自分の作品を残してきた、宮崎駿監督にしか作れなかった傑作です。

ナウシカやラピュタ、トトロ等、宮崎駿は幻想的な物語しか作れないと思っていたので本作に対しあまり期待していなかった
しかし蓋を開けてみれば派手な演出はないのに見ているものを引き寄せる力強さを本作から感じた

まさかの人物を主役の声優に大抜擢、所々に英語が出てくるのに字幕は使わないなど、宮崎監督のこれが最後の作品とは思えないほどの意欲的な発想が随所に見られた

これは飛行機作りにのみ没頭した男の物語ではない
飛行機と一人の女性をこよなく愛したラブストーリーである

意見は割れるのでしょうがないですが好評価してる人は少なくともジブリファンだから無理に評価を高くしてるわけではないと思います。私自信ジブリは大好きなわけではないので…。
まず、ひとつ言えることは飛行機、戦闘機に対する憧れやロマンを持っている方はこの作品が理解できる人が多いと思います。(感情的なことなので、メカニック目的で観てはならない)
逆に興味のない人には到底理解できません。男性の方が戦闘機好きは多いので理解できる人も多いかも…。
 また、説明が全くされません。(例えに使うのは間違っていますがエヴァQ並)つまり考察したくない人にもむきません。今のアニメやドラマでいってる少しクサいセリフは一切いいません。ざっくりネタバレしますとこの映画の主人公は「高性能な飛行機」がつくりたいだけで、「戦闘機」がつくりたいわけではないのですが「俺は戦争の道具なんかつくりたくないんだ!」みたいにはいいません。一切。
つまり場面の細かなセリフでその感情を読み取り、何故そういった考えなのか、この表現は何を意味しているのか自分なりに考察する必要があります。そして答えがでたときにこの映画の深さがわかると思います。つまり、こういった深さより単純で分かりやすい内容が好きな方にはとても説明不足かつ、つまらない映画という評価になるのは当然です。一度観てからYouTube等で解説を聞くと細かい演出や隠された設定、背景がわかるので多少理解していただけると思います。あえてもう一度いえば決して私はジブリファンではありません。しかしこの映画は劇場で3回みても面白く感じました。

作品内容は特別面白いワケではないですが悪くはないです
割と薄味なんで子供にはウケそうにない映画です

喫煙描写で論争になってましたが本当にくだらないですね
差別描写なら問題かもしれませんが

この映画で特筆すべき点は庵野秀明の声、演技ですね

酷すぎます
聞き苦しいなんてもんじゃありません
歴代のジブリ作品で他にも演技が酷い作品は多々ありますが今作は次元が違います

もう冒頭から最後まで違和感しか感じません

素直にまともな声優を起用してれば多少は評価が変わったのではないでしょうか

宮崎監督の前作『崖の上のポニョ』もそれなりに賛否が分かれていたと記憶していますが、今作はそれを遥かに上回る荒れっぷり。見るべきかスルーすべきか悩んでいる方も多いと思われます。
私見ではありますが、この『風立ちぬ』を面白いと感じるであろう人、つまらないと思うであろう人をまとめてみました。ご参考にして頂ければ幸いです。

面白いと思うであろう人
・将来の夢があり、今それを叶えるためにひたむきに努力なさっている方
・周りに反対されるような、必ずしもモラルに則ってはいないような恋愛をした事のある方
・やる、やりたい、やらねばと思ったことはマナーやモラル、法律を破ってまで成し遂げようとする方

つまらないと思うであろう人
・お金のために仕事をなさっている方
・家庭が大事で、家族が一番な方(クレヨンしんちゃんの野原ひろしのような生き方に憧れる方)
・エンターテインメント至上主義な方 映画にはドンパチとハッピーエンドを期待している方

以上です。もちろんこれらの項目に当てはまったからと言って、必ずしもそうなるとは限りません。あくまで私個人の勝手な考えだとご理解ください。

さて、私は今作『風立ちぬ』を映画館で4回見ました。ジブリ至上最高傑作であると思っていますし、今まで見てきた全映画の中でも五本指に入る大名画だと思っています。もちろんディスクも発売当日に買う予定で、かなり入れ込んでいるなと自分でも思うのですが、そんな私ですらこの映画をつまらないと感じた人がいることに別段驚きはありません。むしろ、つまらないと思った人の方が正常なんだとさえ思っています。

というのも、この映画の登場人物に共感できる人というのがごく限られているであろう事に疑いがないからです。

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