悪魔の手毬唄総劇伴集 の感想
参照データ
タイトル | 悪魔の手毬唄総劇伴集 |
発売日 | 2012-06-20 |
アーティスト | 村井邦彦 |
販売元 | 富士キネマ |
JANコード | 4988044617292 |
カテゴリ | » ミュージック » ジャンル別 » サウンドトラック |
購入者の感想
35年前に劇場で「悪魔の手毬唄」を見て以来、見るたびに感動をしてきた小生にとって、この総劇伴集はまさにこれこそが本当に欲しかったサントラ盤でした。映画冒頭で事件の背景となる村の人間模様を伝える場面の末尾に「リカ」さんの台詞が入ります。その直後に突然絶妙の間でタイトルバックが始まりますが、その背景に流れるトラック6「メインタイトル」は一番のお気に入りでずっと探していました。既存のサントラ盤を紙ジャケを含めて2枚入手し聴いてきましたが全くしっくりこないものでした。なぜサントラでありながら違うのかと納得できないままでした。今回こそまさに決定盤です。トラック8の「金田一と磯川警部・再会」トラック24「磯川警部・思慕」の場面のギター演奏もしびれる。また池から遺体があげられる際「嘘だ!」「母さん〜」と叫ぶ場面のBGMとなるトラック36と37は秀逸。そして有名な総社駅でのお別れのシーンのあの暖かなエンディング。トラック38「金田一と磯川警部・別れ」を聴きながら、あの忘れられない名場面が甦ります。本当に素晴らしい出来映えです。心から癒されます。これこそが真の意味でのサントラ盤です。生涯の宝物になりそうです。この映画をかつて劇場で見た方。DVDで再度見たいと思った方。絶対のお薦め商品です。他の方も言われていますが、犬神家の一族、女王蜂も劇伴集が欲しくなりました。