ラウダ 充電+音質・音量調整機能付FMトランスミッター Dockコネクタ用 ブラック XL-111 の感想

早速つないでみると、ものすごい雑音が!!
周波数を変えても全くかわりなし!!
その時は無駄な買い物をしてしまったと思いました。
ところが、本体のボリュームを一旦最小にしてから、少しずつ上げてみるとなんとクリアな音が流れ出しました!
TONEを最大にしても雑音はほとんど入りません。
とっても良好な音質です。
レビューのなかには「雑音がひどくて使い物にならない」とコメントされていた方もいましたが、もしかしたらセットの仕方で改善するかもしれません。

以前使っていた、某好評のiPod用FMトランスミッターは、音量調整が出来ない常時に最大音量タイプだった為、強い重低音のドラムやベースで、音割れが酷かったので、地味な録音の曲しか実質的に聴けなかったのですが…

こちらの音量調整機能付きの奴ならば、電波送信前に予め音量を絞ることで、理論的には音割れが解消するのでは？？？…と云う技術的予想に従い購入。

結果…大成功！！！

FMトランスミッター側で音量を絞った分は、カーラジオ側のボリュームを上げれば良いだけで、何の問題も無い。
お陰様でクリアで高音質に、とっても手軽に好きな音楽が楽しめる様になった。
BOSEサウンドシステムが、極めて快適にベースの音階を奏でてくれるのは、とても心地よい。

トーンコントロールも付いているので、気分次第で調整も可能…まぁ基本はFMですから…高音質云々よりも、気分次第で調整が出来る方が余程楽しめると云うものです。

ちなみにディジタルボリュームと云う奴は、安いチップでも、超高級ボリュームに匹敵する性能…と云う事も、予備知識として有ったし。(笑)

勿論、ボリュームを全開にすると、以前使っていたモノと同程度かそれ以上に、強いドラムやベースで音割れが発生するのも想定した通り。
つまり「自分の耳」で、音が割れない様に、ボリュームを調整してあげれば良いだけの事。

PCで音楽を楽しむ際に、iTunes等のグラフィックイコライザで、ベース領域を大きく持ち上げる際には、全体のボリュームを少し下げないと、音が割れる…のと同じ理屈ですね。

他の評価で、低い点数を付けている人は、この「ボリューム調整と歪率の相関」を理解せず、明らかに何も調整せず、全開で使用しているだけなので…残念な事です。
他の方の評価で、曲間にノイズが載ると云う話が、実は心配でしたが、私の第五世代iPod nanoでは全く問題有りませんでした。

また、使用周波数が以前のモノと違うので、他の車の電波がカブって聞こえてくる事が、心なしか減った様にも思えます。