赤川次郎ミステリー 夜想曲 ~本に招かれた殺人~ の感想
参照データ
タイトル | 赤川次郎ミステリー 夜想曲 ~本に招かれた殺人~ |
発売日 | 2008-02-28 |
販売元 | マーベラスエンターテイメント |
機種 | Nintendo DS |
JANコード | 4535506300805 |
カテゴリ | 機種別 » ニンテンドーDS » ゲームソフト » アドベンチャー |
購入者の感想
といえば名前を聞いてピンとこない人でも、
実際聞くと『あー、コレ聞いたことがある!』とわかるはず。
この、どこか不思議と神秘的な曲に合わせて物語は進みます。
主人公は男女から選べ、それに合わせて
パートナー+もう一人の重要キャラ(田所さん)の性別も変わります。
【つまり主人公が男性→パートナーと田所さんは女性になります。その逆も然り。】
どちらを選択しても主人公とパートナーは赤川作品に特徴的な
「勝ち気で行動的、現実的なのにどこか夢見がちな女性」と
「女の子の尻に敷かれがち、優しいけどどこか頼りない男性」の組み合わせとなり、
平時の会話はまるで夫婦漫才のようで思わず笑ってしまいます。
また男女どちらに設定しても田所さんの大人の魅力がたっぷり感じられます。
正式に田所さんEND追加されないかな。
ゲーム進行は基本的に選択肢を選んで進めていく方式です。
DSならではの画面をタッチして謎に挑む場面もあるでしょう。
PSでプレイしたとき派手に選択肢を間違って開始まもなくENDを迎えた覚えが…
あきらかに「それ選んじゃまずいだろ!?」というぶっ飛んだ選択肢があるのですが、
選んだときの反応が面白いのでついつい選んでしまうという。
ゲームはいくつかの章に区切られている構成です。
ENDは章ごとにPS版でも平均して10個位ありました。
前述のぶっ飛んだ選択肢を選んだときの唐突なEND、
謎解きに失敗してEND【結構怖い】
一部未解決な謎が残ってしまうEND…
ある程度完全な謎解きをしないと次章に進めないシステムになっています。
ENDを全部集めようとすると相当な時間がかかり、やりこみ要素も盛り沢山。
というよりすべての真相を明らかにするためには繰り返しのプレイが必須です。
特定選択肢の組み合わせで辿りつく隠しルートなんてのもありました。
まるで脈絡のない展開ですがそれが楽しい。
実際聞くと『あー、コレ聞いたことがある!』とわかるはず。
この、どこか不思議と神秘的な曲に合わせて物語は進みます。
主人公は男女から選べ、それに合わせて
パートナー+もう一人の重要キャラ(田所さん)の性別も変わります。
【つまり主人公が男性→パートナーと田所さんは女性になります。その逆も然り。】
どちらを選択しても主人公とパートナーは赤川作品に特徴的な
「勝ち気で行動的、現実的なのにどこか夢見がちな女性」と
「女の子の尻に敷かれがち、優しいけどどこか頼りない男性」の組み合わせとなり、
平時の会話はまるで夫婦漫才のようで思わず笑ってしまいます。
また男女どちらに設定しても田所さんの大人の魅力がたっぷり感じられます。
正式に田所さんEND追加されないかな。
ゲーム進行は基本的に選択肢を選んで進めていく方式です。
DSならではの画面をタッチして謎に挑む場面もあるでしょう。
PSでプレイしたとき派手に選択肢を間違って開始まもなくENDを迎えた覚えが…
あきらかに「それ選んじゃまずいだろ!?」というぶっ飛んだ選択肢があるのですが、
選んだときの反応が面白いのでついつい選んでしまうという。
ゲームはいくつかの章に区切られている構成です。
ENDは章ごとにPS版でも平均して10個位ありました。
前述のぶっ飛んだ選択肢を選んだときの唐突なEND、
謎解きに失敗してEND【結構怖い】
一部未解決な謎が残ってしまうEND…
ある程度完全な謎解きをしないと次章に進めないシステムになっています。
ENDを全部集めようとすると相当な時間がかかり、やりこみ要素も盛り沢山。
というよりすべての真相を明らかにするためには繰り返しのプレイが必須です。
特定選択肢の組み合わせで辿りつく隠しルートなんてのもありました。
まるで脈絡のない展開ですがそれが楽しい。
まず、グラフィック、音楽、ストーリー展開はどれも素晴らしいです。
このDS版「夜想曲」により、「かまいたちの夜」シリーズと肩を並べる存在になったと思います。
○ 本編より、完結編・外伝のほうが、野々宮図書館の魅力が引き出されているのは皮肉でしょうか。
○ 今となっては古典的となったサウンドノベルの形式も、逆に味があってよい。
○ エンディングをすべて見なければならない、というのは、
特定選択肢を選んでいかなければ見られないエンディングが存在するので、
現在のゲーム業界・作品の状況の中にあって、いささか「難しい」とされるレベルだと思います。
(しかし、それくらいの難易度がないとやりがいが無い、と個人的には思います)
かまいたちの夜特別編などにあるような分岐点のチャート図が
搭載されていないのは、スタッフの手抜き、と言われても仕方がないかもしれません。
「コンプリート」するために、結局は攻略サイトに首っ引きになってしまいます。
(私の個人的な望みではありますが)攻略本・サイトに首っ引きにならないような、
ゲームソフトだけで、「コンプリート」を目指すことができるやりこみシステムを望みます。
○「恋人の自宅に電話をかける」など、時代背景が古びているような気がしますが、
これは元々この作品が1993年(平成5年)を舞台としているためで、
何の問題もありません。むしろ変に改変し、主人公たちに携帯電話を持たせてしまうなど、
物語を安易な現代化に走らせるほうが、物語の叙情を失い、よほど問題だと思います。
リメイク作品にはつきものの、そういった「古い!」という批判には気にせず、
「これは19××年が舞台なのでご了解ください」という一言で済ませておけばよいので、
現代風アレンジという名の「現代に迎合する安易な改変」をしなかったという点で評価します。
(改変自体はあることはあったのですが、よほどのファンでない限り、気づかないでしょう)
このDS版「夜想曲」により、「かまいたちの夜」シリーズと肩を並べる存在になったと思います。
○ 本編より、完結編・外伝のほうが、野々宮図書館の魅力が引き出されているのは皮肉でしょうか。
○ 今となっては古典的となったサウンドノベルの形式も、逆に味があってよい。
○ エンディングをすべて見なければならない、というのは、
特定選択肢を選んでいかなければ見られないエンディングが存在するので、
現在のゲーム業界・作品の状況の中にあって、いささか「難しい」とされるレベルだと思います。
(しかし、それくらいの難易度がないとやりがいが無い、と個人的には思います)
かまいたちの夜特別編などにあるような分岐点のチャート図が
搭載されていないのは、スタッフの手抜き、と言われても仕方がないかもしれません。
「コンプリート」するために、結局は攻略サイトに首っ引きになってしまいます。
(私の個人的な望みではありますが)攻略本・サイトに首っ引きにならないような、
ゲームソフトだけで、「コンプリート」を目指すことができるやりこみシステムを望みます。
○「恋人の自宅に電話をかける」など、時代背景が古びているような気がしますが、
これは元々この作品が1993年(平成5年)を舞台としているためで、
何の問題もありません。むしろ変に改変し、主人公たちに携帯電話を持たせてしまうなど、
物語を安易な現代化に走らせるほうが、物語の叙情を失い、よほど問題だと思います。
リメイク作品にはつきものの、そういった「古い!」という批判には気にせず、
「これは19××年が舞台なのでご了解ください」という一言で済ませておけばよいので、
現代風アレンジという名の「現代に迎合する安易な改変」をしなかったという点で評価します。
(改変自体はあることはあったのですが、よほどのファンでない限り、気づかないでしょう)