Unleash the Fire の感想
参照データ
タイトル | Unleash the Fire |
発売日 | 2014-10-27 |
アーティスト | Riot V |
販売元 | Steamhammer Us |
JANコード | 0886922679025 |
カテゴリ | » ミュージック » ジャンル別 » ロック |
購入者の感想
take me backが神曲過ぎます。トッドの歌表現とギターソロが涙を誘います。ギターソロがイニッシュモアっぽくて少し嬉しかった。僕にとっては生涯の名曲です。
2014年発表作品で、MARK REALEが他界してから初めてのアルバムです。バンドの存続が危ぶまれたRIOTですが、生前のMARKや彼の父親からの希望により、継続することになりました。新譜の場合、もっと聴き込んでからレビューすることにしているのですが、残されたメンバーのインタビュー記事を読んで居たたまれなくなり、書かずにはいられなくなりました。
主要メンバーであるMARK REALE亡きあと、Vo.のTONY MOOREが音楽業界自体から足を洗うということでTODD MICHAEL HALLなる人物が加入、TONY MOOREほどクセの強さは感じませんが、シャープで伸びの良いハイトーンを披露しています。LOUD PARK 14のライブでも声が出ていましたし、良いヴォーカリストを見つけたと思います。楽曲も良く、ヴォーカルラインの強弱高低差が素晴らしいです。恐らくこれからの代表曲になるであろう“Metal Warrior”はギターソロ後に転調部を設け、一本調子になりそうなところに変化抑揚を付けており、歌詞も歯切れの良いノセ方で印象に残ります。日本のことを歌った”Land Of The Rising Sun”は軽妙なリズムで口ずさみやすいサビ部、そしてそのメロディに惹かれます。
過去のアルバムで”Burn”や”Out In The Fields” のカバー曲があったことから判るように、彼らの音楽的背景は欧州バンドからであって、彼らの発する音楽もまた欧州的な哀愁感を保っています。RIOTは決して経済的に恵まれたバンドではありませんでしたが、その音楽性から察するに彼らが欧州出身であったなら、契約を含め、もう少し楽に活動出来たのではないかと思います。常に最新の流行を追うアメリカ市場とそれを要求するレコード会社の圧力、でも彼らは自分たちの音楽を貫いてきたのです。変わることのない曲のスピードとパワー、哀愁感のあるメロディ、強烈なエナジー。MARK REALEの意志はこのアルバムの中に生き続けています。
このアルバムは日本盤と輸入盤【注1】の両方を購入しましたが、日本盤は契約先であるマーキーの意向により、バンド名が「RIOT」のままですが、輸入盤は「RIOT
主要メンバーであるMARK REALE亡きあと、Vo.のTONY MOOREが音楽業界自体から足を洗うということでTODD MICHAEL HALLなる人物が加入、TONY MOOREほどクセの強さは感じませんが、シャープで伸びの良いハイトーンを披露しています。LOUD PARK 14のライブでも声が出ていましたし、良いヴォーカリストを見つけたと思います。楽曲も良く、ヴォーカルラインの強弱高低差が素晴らしいです。恐らくこれからの代表曲になるであろう“Metal Warrior”はギターソロ後に転調部を設け、一本調子になりそうなところに変化抑揚を付けており、歌詞も歯切れの良いノセ方で印象に残ります。日本のことを歌った”Land Of The Rising Sun”は軽妙なリズムで口ずさみやすいサビ部、そしてそのメロディに惹かれます。
過去のアルバムで”Burn”や”Out In The Fields” のカバー曲があったことから判るように、彼らの音楽的背景は欧州バンドからであって、彼らの発する音楽もまた欧州的な哀愁感を保っています。RIOTは決して経済的に恵まれたバンドではありませんでしたが、その音楽性から察するに彼らが欧州出身であったなら、契約を含め、もう少し楽に活動出来たのではないかと思います。常に最新の流行を追うアメリカ市場とそれを要求するレコード会社の圧力、でも彼らは自分たちの音楽を貫いてきたのです。変わることのない曲のスピードとパワー、哀愁感のあるメロディ、強烈なエナジー。MARK REALEの意志はこのアルバムの中に生き続けています。
このアルバムは日本盤と輸入盤【注1】の両方を購入しましたが、日本盤は契約先であるマーキーの意向により、バンド名が「RIOT」のままですが、輸入盤は「RIOT
12月28日 追加レビュー
巷で輸入盤の音質が素晴らしく、国内盤は音が薄すぎるという評価を見たので
ものは試しとデジパックの輸入盤を購入してみました
結果、まさにそのとおり・・・
国内盤はラウドパーク前に新譜を出そうというレーベル側の“都合”により
本来プロデュースとエンジニアを務めるべきブルーノ・ラベル(前作も担当)ではなく
レーベルの用意した部外者が急ぎ足で行ったため、バンドの求める本来の音作りではなく
小奇麗ではあるけれどかなり薄い音になっています。特にドラムの音作りは軽すぎです
「なんかRIOTらしいウエットさが足りない音だな・・・」と感じたのは、マーク・リアリが
いないからもありますがサウンドプロデュース&ミックスが本来のものではなかったからなんですね
もし今後RIOT Vの新譜を購入する方は、迷わず輸入盤を購入してください
〜以下、国内盤リリース時のレビュー〜
−と思いつつ、特別な存在である彼らのニューアルバムならばと購入しましたが
結論から言いますとマーク・リアリの存在(インプット)が全く無いゆえ
楽曲からかもしだされる“RIOTらしさ”“悲・哀”は傑作である前作イモータルソウルに及びませんが
それでも長年マークと活動を共にし、彼のフィーリングを色濃く宿したマイク・フリンツの存在と
歴史的傑作であるサンダースティールで多くの曲の作曲に関与したベーシストの
ドン・バン・スタバンの頑張りが、新作を“単なるRIOTのトリビュートアルバム”
以上のクオリティにしています
新加入のトッド・マイケル・ホールの歌声は前任のトニー・ムーアから深みと艶やかさを
若干抜いた感じですが、晩年は衰えが出ていたトニーには出せなかった強烈なハイトーンが
楽々出せている逸材です。例えるならば力強いトニー・ミルズって感じ?
今後RIOTとしての経験を積んで、より深みのある歌声になることを期待します
巷で輸入盤の音質が素晴らしく、国内盤は音が薄すぎるという評価を見たので
ものは試しとデジパックの輸入盤を購入してみました
結果、まさにそのとおり・・・
国内盤はラウドパーク前に新譜を出そうというレーベル側の“都合”により
本来プロデュースとエンジニアを務めるべきブルーノ・ラベル(前作も担当)ではなく
レーベルの用意した部外者が急ぎ足で行ったため、バンドの求める本来の音作りではなく
小奇麗ではあるけれどかなり薄い音になっています。特にドラムの音作りは軽すぎです
「なんかRIOTらしいウエットさが足りない音だな・・・」と感じたのは、マーク・リアリが
いないからもありますがサウンドプロデュース&ミックスが本来のものではなかったからなんですね
もし今後RIOT Vの新譜を購入する方は、迷わず輸入盤を購入してください
〜以下、国内盤リリース時のレビュー〜
−と思いつつ、特別な存在である彼らのニューアルバムならばと購入しましたが
結論から言いますとマーク・リアリの存在(インプット)が全く無いゆえ
楽曲からかもしだされる“RIOTらしさ”“悲・哀”は傑作である前作イモータルソウルに及びませんが
それでも長年マークと活動を共にし、彼のフィーリングを色濃く宿したマイク・フリンツの存在と
歴史的傑作であるサンダースティールで多くの曲の作曲に関与したベーシストの
ドン・バン・スタバンの頑張りが、新作を“単なるRIOTのトリビュートアルバム”
以上のクオリティにしています
新加入のトッド・マイケル・ホールの歌声は前任のトニー・ムーアから深みと艶やかさを
若干抜いた感じですが、晩年は衰えが出ていたトニーには出せなかった強烈なハイトーンが
楽々出せている逸材です。例えるならば力強いトニー・ミルズって感じ?
今後RIOTとしての経験を積んで、より深みのある歌声になることを期待します