ほほ笑みモード の感想

※お願い※　我こそは『声優』花澤香菜の大ファンであるという方は読まないでください．

限定盤のレビューだけが評価ではないことを伝えたいため，書きます．
当方，アニメファンでは無いため，花澤さんの歌うすべての曲を知っているわけではありません．
「恋愛サーキュレーション」はもちろん知っていますが．
「Claire」「25」，もちろん今回の「ほほ笑みモード」も，大好きでかなり聴いています．

花澤さんの一番の魅力は，改めて述べる必要もないですが，「声」です．
彼女のもう一つの大きな魅力である「かわいい」を前面に押し出した，これまでの作品群と，今回の作品は趣が違います．
サウンドプロデュースが変わったので当然です．
ジャンルとしては，いわゆる「クラブミュージック」ですが，そこに流れる「歌声」は，間違いなく「花澤香菜」の「歌声」であり，Vocal Directionを引き続き北川勝利さんが行っていることからも，そのSoundが何であれ，芯にあるのは「花澤香菜」の「音楽」です．
coolもwarmもcuteもhealingも，様々な要素を内包した，心地よいmusicだと思います．
サウンドプロデュースの「STUDIO APARTMENT」は，海外でも広く活躍している日本人で，ダンスミュージックに分類されることが多いですが，様々なジャンルの要素を含んだ音楽を生み出しているユニットです．
track4に収録されているinstrumentalを聴けばわかるとは思いますが，これだけでも音楽として成立しています．
もちろんそこに花澤さんのVocalが乗ることで，何十倍も良い音楽になります．

長くなりましたが，ここまで読んでくださりありがとうございました．
この作品で初めて花澤さんの音楽に触れた方は，ぜひともこれまでの作品も手にとってみてください．
とくに「25」のハイレゾ（もちろんヘッドホンで）はオススメです．花澤さんの声を，すぐ近く，脳内で堪能できます．
花澤さんの声は本当に素敵なので，これからもいろいろなアプローチで，新しいジャンルにどんどんチャレンジしていってほしいものです．