ノイタミナ FAN BEST(Blu-ray Disc付) の感想

個々の楽曲の好き嫌いは別にして、J-Popなどともてはやされるのとは別相の当代のポップスのポートレートとしてはなかなか意義深いコンピレーションだと思う

それはとても良いのだけど、なんかマスタリングがとっても雑な気がする…のだけど、どうだろう？
このアルバムを音量を上げて聴くと音が割れてしまってとても聴けたもんじゃなくなってしまう
楽曲へのリスペクトが欠けている仕事を評価はしにくいので★２つ
（ホントはこういう企画は商業的にちゃんと成功して欲しいから★４つぐらい付けたいトコなんだけど…残念）

というわけで
話の種や取っ掛かりとしてこのアルバムを使ったあと、それぞれの楽曲を音楽として楽しむには各アーティストのオリジナルアルバムで聴くのをオススメしておきたい
そうすればまた新たな楽曲との出会いのチャンスにもなるしね♪

ノイタミナのアニメは一通りみてるのでギルクラやサイコパスが入っていたのはいいがロボノの曲がないのは残念だった。

選曲については趣味が分かれるかもしれませんが、これはという曲はほぼ網羅されていると思います。さすがファンベスト。曲調は様々ですがあおりまくっているアレンジが多く、通しで聞くとアッパーな気分になります。ノイタミナのアニメの曲はフルバージョンで聞くとOPやEDでは使われていない間奏部分などで暴走しているというか「キャッチーさを追わず作り手が好きに展開させている」箇所が多いように思います。だからフルバージョンとOP・EDバージョン両方入っているというのは実にいい。私などはカラオケでもOP・EDバージョンで歌いたいくらいせっかちなのでOP・EDディスクをヘヴィローテーションで聞いていますが、フルバージョンを堪能する方も多いでしょう。OP・ED映像はテロップなしだと却ってさびしい感じだったりしますが、通しで見るといろいろオンエア時のことが思い出されて楽しめました。それにしてもギルティクラウンのスーパー高密度作画は今見ても古くなっていませんね。というわけで、この値段ならまちがいなく買いだと思います。