竜の学校は山の上 九井諒子作品集 の感想
参照データ
タイトル | 竜の学校は山の上 九井諒子作品集 |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 九井 諒子 |
販売元 | イースト・プレス |
JANコード | 9784781605456 |
カテゴリ | 本 » ジャンル別 » コミック・ラノベ・BL » コミック |
購入者の感想
ソーシャル・ ネットワーキング・サービス、同人誌即売会等で人気のある、九井諒子さん初の作品集です。
書き下ろしの二編以外はweb、または同人誌で出された作品に加筆修正を加えたもののため、購入前に一度、
九井さんのサイトか、ソーシャル・ ネットワーキング・サービスでアップされた作品をご覧になることをおすすめします。
個人的には、帰郷や魔王、魔王城問題といった、「きれいすぎない現実的なファンタジー」が好きです。
勇者や魔王といった使い古された題材が、九井さん独特の世界観でひねりのあるストーリーに仕上がっています。
皮肉と哀愁を交えつつも、重苦しすぎないさっぱりとしたストーリーが非常に魅力的です。
他の方のレビューでは「お世辞にも絵は上手くない」とありますが、私はそうは思えません。
上手い・下手の感覚は個人によって分かれるため言及はしませんが、画力・センスともに非常に高い方であると思います。
ただし、目が大きく可愛らしい、きらびやかな今風の絵柄、あるいは、少女マンガのように繊細な線が好きな方には、
向かない傾向だとは思います。
私個人としては、どの登場人物にも人間くささのある、余計な書き込みといやみのない絵柄は好みでしたし、
そこがまたストーリーと合っていて好ましく感じました。
コマ割りもすっきりしていますし、内容や絵柄的にもどちらかといえば青年マンガをお好きな方向けかもしれません。
個人的には購入しても損はない作品だと思いますが、まずはweb上でチェックを入れてみてはいかがでしょうか。
書き下ろしの二編以外はweb、または同人誌で出された作品に加筆修正を加えたもののため、購入前に一度、
九井さんのサイトか、ソーシャル・ ネットワーキング・サービスでアップされた作品をご覧になることをおすすめします。
個人的には、帰郷や魔王、魔王城問題といった、「きれいすぎない現実的なファンタジー」が好きです。
勇者や魔王といった使い古された題材が、九井さん独特の世界観でひねりのあるストーリーに仕上がっています。
皮肉と哀愁を交えつつも、重苦しすぎないさっぱりとしたストーリーが非常に魅力的です。
他の方のレビューでは「お世辞にも絵は上手くない」とありますが、私はそうは思えません。
上手い・下手の感覚は個人によって分かれるため言及はしませんが、画力・センスともに非常に高い方であると思います。
ただし、目が大きく可愛らしい、きらびやかな今風の絵柄、あるいは、少女マンガのように繊細な線が好きな方には、
向かない傾向だとは思います。
私個人としては、どの登場人物にも人間くささのある、余計な書き込みといやみのない絵柄は好みでしたし、
そこがまたストーリーと合っていて好ましく感じました。
コマ割りもすっきりしていますし、内容や絵柄的にもどちらかといえば青年マンガをお好きな方向けかもしれません。
個人的には購入しても損はない作品だと思いますが、まずはweb上でチェックを入れてみてはいかがでしょうか。
九井諒子さん初の単行本、
これまでに自費出版された漫画が一冊にまとめられています。
ファンタジーがあまり好きでない方でも(私もそうですが)、
九井さんの地に足ついた空想世界なら楽しめるのではないでしょうか。
個人的にすごいと思っているのは、
人物・動植物・人工物がどれも同じバランスで描かれていること。
人物ばかりに比重がいってしまう漫画の多い中、何よりこの点で突出していると思います。
デッサン力も表現力もあり、イラストもかなり上手な方ですが、
漫画ではそこを過度に主張せず、あくまで必要な分だけ描いてあるので
たいへん読みやすく感じます。
これまでに自費出版された漫画が一冊にまとめられています。
ファンタジーがあまり好きでない方でも(私もそうですが)、
九井さんの地に足ついた空想世界なら楽しめるのではないでしょうか。
個人的にすごいと思っているのは、
人物・動植物・人工物がどれも同じバランスで描かれていること。
人物ばかりに比重がいってしまう漫画の多い中、何よりこの点で突出していると思います。
デッサン力も表現力もあり、イラストもかなり上手な方ですが、
漫画ではそこを過度に主張せず、あくまで必要な分だけ描いてあるので
たいへん読みやすく感じます。