続・絶滅寸前季語辞典 の感想
参照データ
タイトル | 続・絶滅寸前季語辞典 |
発売日 | 販売日未定 |
販売元 | 東京堂出版 |
JANコード | 9784490106350 |
カテゴリ | ジャンル別 » 文学・評論 » 詩歌 » 季語・歳時記 |
購入者の感想
前作に引き続き、絶滅寸前の季語が愉快に紹介されています。
今回は殿?のケンちゃんとじいとの掛け合いイラスト付きで、ますます
ダラダラ眺めて楽しむのに適した作りとなっております(もちろんほめ言葉です)。
前著で、著者が「落穂拾い」の項目に書いていたことと同様の主張が、
今回も、夏「蒸炒」の項目で読めます。項目内の「季語なんか俳人に使われてナンボ。死ぬ季語は死なしとけ」という
某俳人とやらの主張も、御当人だけが内に秘めておく分にはいいでしょう。しかし私には
夏井氏の「季語を使わせていただいている」という考えにこそ、
言葉に携わる人間の、言葉に対する真摯な姿勢が体現されているように思います。
絶滅寸前の季語をこのように、手軽な読み物として形に残す作業に
取り組んでらっしゃる著者及び、著者周辺の協力者の皆様方にはただ敬服致します。
ぜひ、三作目も期待しています。
今回は殿?のケンちゃんとじいとの掛け合いイラスト付きで、ますます
ダラダラ眺めて楽しむのに適した作りとなっております(もちろんほめ言葉です)。
前著で、著者が「落穂拾い」の項目に書いていたことと同様の主張が、
今回も、夏「蒸炒」の項目で読めます。項目内の「季語なんか俳人に使われてナンボ。死ぬ季語は死なしとけ」という
某俳人とやらの主張も、御当人だけが内に秘めておく分にはいいでしょう。しかし私には
夏井氏の「季語を使わせていただいている」という考えにこそ、
言葉に携わる人間の、言葉に対する真摯な姿勢が体現されているように思います。
絶滅寸前の季語をこのように、手軽な読み物として形に残す作業に
取り組んでらっしゃる著者及び、著者周辺の協力者の皆様方にはただ敬服致します。
ぜひ、三作目も期待しています。