今古探偵十話 - 岡本綺堂読物集五 (中公文庫) の感想

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参照データ

タイトル今古探偵十話 - 岡本綺堂読物集五 (中公文庫)
発売日2014-06-21
製作者岡本 綺堂
販売元中央公論新社
JANコード9784122059689
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購入者の感想

「怪奇事件簿」とか、「怪奇犯罪実話集」とでも呼びたくなるような、なかなかにおもしろい一冊でした。(内容は実話ではなく、フィクションです、念のため。)

第4巻の「探偵夜話」が期待はずれだったので、その拾遺であるという本書には、正直なところ、あまり期待していませんでした。
けれども、予想は良い意味で裏切られました。
タイトルに「探偵」とあるものの、探偵小説っぽいものはほとんどありません。
そして、その分、奇怪な物語が豊かにつづられています。

個人的には「蜘蛛の夢」が一番気に入りました。

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