ダイアリー・オブ・ザ・デッド [Blu-ray] の感想

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参照データ

タイトルダイアリー・オブ・ザ・デッド [Blu-ray]
発売日2009-04-24
監督ジョージ・A・ロメロ
出演ミシェル・モーガン
販売元ジェネオン エンタテインメント
JANコード4988102640736
カテゴリDVD » ジャンル別 » 外国映画 » ホラー

購入者の感想

「ナイト・オブ・ザ・リビングデッド」は1960年代の中で死者が次々蘇り、人間を襲い始めたら・・・というシュチュエーションをドキュメンタリータッチで描いていた。
この「ダイアリー・オブ・ザ・デッド」は同じシュチェーションが現在起こったら・・・という観点から描いている。
50年前と同じかよっ、永遠のマンネリだなっ!てその通り。
でも好きだぜ、結構こういうマンネリ。
時代が違うと人々の考え方、道具、文化も変わっていて、まったく違った作品になってしまう。
世界的規模のパニックが起きたとき、1960年代では人々は孤立し、コミュニケーションも取れなくなるから立てこもって自衛するしかなかった。
エンディングもそれゆえああなった。

「ダイアリー・オブ・ザ・デッド」では人々はユーチューブやHP、ブログで今起きていることを各自発信し、皆に真実を伝えようとする。
その対比としてマスコミのプロパガンダも描かれ、まさに「マスゴミ」により被害が拡大していく姿が描かれる。
「ブレアウィッチ・プロジェクト」で確立されたPOVによって描かれ、よりドキュメンタリー性を持たせることに成功している。
ただ、ハッキリいってホラーとしてはそんなに怖くない。
まったりしすぎているが、実はすぐ隣町で敵国の侵略や大量殺人が行われていても、その危機が自分自身の目の前に来るまで人間はリアルに感じないという現実をうまく描いている。
ホラーというより、異常事態での主人公たちの心の成長を描く映画といった方が良い。
極限状況下で、人々の真の善性、悪意が暴き出されることに重点を置いている。

POVホラーとしては、元祖「ブレアウィッチ・プロジェクト」や、最近ではスペインの「REC」シリーズが傑作として名高く、そちらの方が良いが、この作品は結構味があって好きだ。
娯楽作としてはもっと面白い作品が沢山あるが、ロメロという本家本元の元祖ブランドならではの観て損がない面白い作品。

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